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2010.04.06
カテゴリ：お天気の話
 「清明」の記事で中途半端に書いてしまった「予報用語」についてです。別にお天気キャスターを目指してもいないし、気象予報士試験の問題とも関係ないのですが、私は、よくお天気の話をさせてもらうのに、めちゃくちゃな言葉を使っているようで、楽しい話はいいけれど、気象に関しては、決まった用語を使えるようにしなくてはいけないなと反省しました。まあ、あんまり堅苦しい話はなしですが、気をつけていきたいと思っています。 現在は使われていない「よいのうち」の話をしましたので、一日の時間細分の用語を紹介します。詳しくは、気象庁のホームページなどで見てください。普段の生活で、このように使わなくてはいけないというわけではないので、一応参考までに。・午前０時から午前３時頃まで 未明 ・午前３時頃から午前６時頃まで 明け方 ・午前６時頃から午前９時頃まで 朝 ・午前９時頃から１２時頃まで 昼前 ・１２時頃から１５時頃まで 昼過ぎ ×昼は単独では使わない ・１５時頃から１８時頃まで 夕方 ・１８時頃から２１時頃まで 夜のはじめ頃 ×よいのうちは使わない ・２１時頃から２４時頃まで 夜遅く ×夜半、夜半過ぎは使わない Δ夜は１８時頃から翌日の午前６時頃まで。府県天気予報では、日界が２４時のため、１８時頃から２４時まで。対象とする時間が長いので、単独では使わないのが望ましい。 ×夜間、晩は使わない。  ときどきなどについて・時々 現象が断続的に起こり、発生した時間が予報期間の２分の１未満の時 ・一時 現象が連続的に起こり、発生した時間が予報期間の４分の１未満の時 ・断続的 現象の切れ間がおよそ１時間以上 ・連続的 現象の切れ間がおよそ１時間未満 ・ところにより 予報地域の２分の１未満の場所で発生する ×一両日、当分、終日は使わない。  昼の記事の補足はこんなところでしょうか。すみません、気になっていたもので。最後に降水確率について。・降水確率予報 予報区内で、予報対象期間に、１mm以上の雨が降る確率を表したもので、短期予報では６時間毎。雨または雪の降る確率を０％から100％まで、10％単位で発表するもの。 ですから降水確率予報は、降水の有無のみの確率で、降水量の多少や降水時間の長短を予報するものではありません。また、降水確率の数値が大きくても、雨や雪が強く降るという意味でもなく、予報対象地域の広さにも関係はありません。 週間天気予報で発表される降水確率予報は、対象時間とする24時間に１mm以上の雨または雪の降る確率を示しています。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2010.04.19 00:02:03
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