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カテゴリ:お天気の話
(本日4本目の記事です)
![]() DSCF5057 posted by (C)たがめ48 ![]() ![]() ![]() ![]() いわきの突風に関するNHKニュース 米南部の竜巻のニュース ![]() ・耳慣れない言葉の方もいらっしゃるかと思います。2008年3月26日に発表が開始された情報です。 ・予告的な気象情報が、半日~1日前、雷注意報が数時間前に発表されるのに対して、竜巻注意情報は、0~1時間前に発表されます。今まさに竜巻やダウンバーストなどの激しい突風が発生しやすい気象状況になったと判断された時です。 ・各地の気象台等が担当している地域なので、おおむね1つの県が対象となります。 ![]() ・竜巻は、発達した積乱雲による激しい空気の渦巻きのことです。台風の時などに多いですが、低気圧や寒冷前線に伴って発生するので、一年中発生することはあります。 ・日本で月別で発生数が最も多いのは9月です。ちなみに気象庁の統計によると、発生件数は、年間平均で約17となっています。 ・今日、いわき市で突風のニュースがありましたが、今日の午後、この地域を寒冷前線が通過していました。竜巻だった可能性は大きいようです。 ・寒冷前線は、冷たい空気を連れてきます。この地域、明日は霜が降りるなどするかもしれません。 ![]() ・日本における竜巻の発生地域は、1年を通して、沿岸部で多く、夏は内陸部でも発生します。 ・夏~秋は、全国的に発生しますが、特に西日本の太平洋側で多くなり、冬は、日本海側で多くなります。 ![]() ・先に述べた通り、竜巻は、発達した積乱雲による激しい空気の渦巻きです。中心付近は、気圧の低下に伴って、断熱膨張により気温が下がって凝結して、雲底から漏斗状、または柱状の雲が垂れ下がることが多いです。 ・中心付近の風は、近似的に、気圧傾度力と遠心力が釣り合って吹く施衝風となっています。 ・竜巻の被害は、長さ数km 幅十~数百m の狭い範囲に集中し、帯状に分布します。 ・竜巻の被害状況から、竜巻の規模(風速)を測定いる階級には、藤田スケール(Fスケール)が使われています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.22 03:29:14
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