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テーマ:アニメあれこれ(26361)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
『ひとりの少女が唐突に殺された』
『ある日、魔法使いの姫君が樽に詰められ島流しにされた』 ★そして、ある日、復讐と魔法をめぐる、時間と空間を超えた戦いが始まった ・前のお話は→ 第1話~第13話 あらすじまとめ ・シェイクスピアのテンペストのあらすじは→ テンペスト 第14話 「あけましておめでとう」 「あけましておめでとう」左門が言った。真広が目覚めたのは1月1日だった。 「滝川吉野を殺せるか?」の意味を少しずつ話はじめる。はじまりの樹がどう世界を変えたかを自分の目で確かめるため、今、葉風はあちこちまわっている。同行を許したのは吉野ひとり。随分と気に入られたもんだと真広はいうが、左門によると笑い事では済まなくなりつつあると。 ![]() ☆エヴァンジェリン山本、早河巧とお正月の食事。槍を持たない夏村も。早河は今は、絶園の魔法使いの噂をネットに流すことくらいしかできないとエヴァンジェリン山本。本当にそんな者いるのかと真広はたずねる。それをあぶり出すためにやっている。実在するなら捜し出し、こちらの管理下に置かねばならないと左門。 ![]() 『愛花ちゃん、君を殺した犯人を捜す旅だったのに、今じゃとんでもなく大げさなことになってるよ。世の中もずいぶん変わってしまって...』 ☆吉野と葉風は愛花のお墓参り。葉風は吉野に、愛花の彼氏に一度会わせてくれと言う。顔が見てみたいと。 「不破愛花、またあらためて謝罪に参ろう。ことによると、お前を死なせたのは私かもしれん...私はいったいどれだの命を犠牲にしてしまったんだ...」 ![]() ☆自分が絶園の魔法使いという羽村めぐむは、絶園の魔法使いの噂は、何となくみんな「はじまりの樹に支配されてしまった」と感じているからだと考える。富士に現れたのが絶園の樹なら、完全に復活させれば、世界が元に戻るかも。僕にできるかな。それができたら、彼女が戻ってきてくれるかも。 ![]() ☆吉野たちが暮らしていた街を歩く吉野と葉風。『今の葉風さんは、おそらく誰よりもはじまりの樹の力を恐れている。僕達が倒れた後、絶園の樹の復活を抑え、はじまりの樹の活動を止めたのも葉風さんだという』(吉野) ☆たった一週間で世界が元に戻った。むしろそのことが恐ろしい。自分ははじまりの樹の力を見誤っていた。一部が目覚めただけで、これだけのことが起きた。完全覚醒すればどうなるか...と葉風は言う。吉野は、葉風さんのせいじゃない。中途半端に目覚めたせいで犠牲がでたのかもと言う。見れば見るほど何が正しいかわからなくなると言う葉風に、お正月なんですから、美味しいものでも食べましょうよ。 ![]() 「葉風が吉野に惚れた」 ☆左門が真広に話す。それがどういう感情は姫様は気づいていない。あの富士山麓での窮地は初めて味わった逆境だったといえる。そこを救ったのが滝川吉野。初めての頼れる男だった。惚れんほうがおかしい。 ![]() ☆葉風は吉野にだけ話していた。旅に出たもう一つの目的。絶園の樹を完全に復活されるには、残りの果実を吸収させなければならない。その所在を確かめるためにも各地をまわる必要があった。万一のために。 ☆姫様は揺れておられる。と左門。おのれの力を恐れ、この先どうするべきか迷っている。吉野の意見に大きく左右されるだろう。今や姫様は滝川吉野を中心に物事を考えている。 「世界の命運は、吉野が握っちまったってことか」(真広) ![]() ☆駅で偶然、吉野に羽村が乗り換えをたずねる。葉風はいきなり飛び蹴り。胸騒ぎがしたからと。ま、いいかw 羽村は富士山に行きたいと言っている。葉風に「バカか」と言われる。 ☆あの地に残った絶園の樹は、異変の原因のひとつと黙され、許可された者以外、接近は禁じられている。周囲には葉風が半永久的な結界を貼ってあり、各国の調査団も絶園の樹に接触できていない。羽村は、吉野と葉風に自分が絶園の魔法使いみたいだから、行かなくちゃいけないと話す。 ![]() ☆羽村に話を聞いてみると、力に気づいたのは一年ほど前、絶園の樹が現れた頃から強くなり、はっきり使えるようになったと話す。自分の力の大きさをまるでわかっていない羽村に葉風は自分ははじまりの樹側の魔法使い、手合わせしてみないかと言う。 ![]() ☆こちら初詣に来た真広と左門たち。吉野は葉風の恋心に気づかず、世界の命運を握った自覚もない。だが、何かしら信じるものがあれば、あらゆるものを犠牲にして突っ走る怖さがある。何かあれば迷わず姫様の背中を押すだろう。そうならぬよう協力をと真広に言う。 ☆名前も言わないが吉野の彼女が無事らしいと聞いた真広は、それなら吉野も無茶はしないだろうと考え、左門に協力すると告げる。吉野の彼女を知っているエヴァンジェリン山本は、確かに今は誰も知らないほうがいいかもしれない。ただ、そんな吉野君の心の内は実際どうなっているんだろうと考える。 ![]() ☆真広は、吉野対策に手を貸す。その代わり愛花を殺したやつを見つけてくれ。と取引に応じる。そして、あんたらの思い通りに動くと言う。 『吉野、恩に着ろよ。ついでにお前を守ってやるよ』 「いつまで不破真広に隠しておく?」と早河が左門に聞く。 「いずれ彼も気づくだろう。滝川吉野が絶園の魔法使いである可能性に」 ![]() ☆羽村の力がどのくらいのものか、そして彼に人が殺せるか魔法を使わせてみる葉風。羽村は葉風が敵じゃないと考える。自分に世界を救う力があるか、この先、戦う覚悟があるか試しているのだと。羽村の力を見た葉風は、確かに力は絶園のものだが、人は殺せない。あらゆるものを破壊して揺るがぬ絶園の心をこの者が持つとは思えないと吉野に言う。 ![]() ☆滝川吉野はあえて状況を複雑にし、それらがなぜか解決される異常性を突き付け、はじまりの樹への不信感を姫様に抱かせた。そしてその心まで奪っていった。絶園の魔法使い以外まず考えられない。だが、それなら不破真広の妹を殺したのも滝川吉野となる。そこまで言い切れるか...(左門) そこに吉野から電話が、 「絶園の魔法使いが見つかったけど、そっちによこしていいか?」 ・次回 「何やら企んでいるようであり」 (感想) ★左門の「あけましておめでとう」渋いですねw と、お話とは関係ないですけどwww ★吉野が絶園の魔法使い? なるほど、そう言われれば... 面白い展開になってきたかな。姫様は恋する乙女ぽくてかわいいですね。羽村は、ヘナチョコみたいな感じだけど、力は持っているようですね。どういう存在なんだろう。 ★絶園の魔法使いが誰か、そして愛花を殺した犯人は。葉風がどう決断して何をするのかも含めて、いろいろ楽しみです。いずれにしても、吉野がかなりの影響力を持つことになるのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.18 15:35:11
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