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縄文人☆たがめ☆の格安、弾丸?海外旅行

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2013.04.09
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★RDG レッドデータガールとは、絶滅危惧種の少女

その言葉は絶滅のおそれがある野生生物の情報をとりまとめた本

【英】Red Data Book [略] RDB [同義] RDBに由来している

あらゆる人々が手に入れたいと思うほど、唯一無二の不思議な力を持つ存在


第1話 「はじめての転校生」

   RDG1-1

世界遺産「熊野古道」 両親の仕事の都合で玉倉神社の宮司の祖父に育てられた鈴原泉水子(すずはらいずみこ) 粟谷中学校3年生。世間知らずで人見知り。

   RDG1-2

「変わりたい。このままじゃ、わたし...」

   RDG1-3

引っ込み思案な自分を変えたい。ある朝、泉水子は前髪を切る。車で学校へ。高校に行ったら寮生活もしたいし、少しは変わりたいと思って切った前髪だが、祖父、鈴原竹臣(すずはらたけおみ)はじめ家の人は驚きの反応を見せる。二者面談があるが仕事でアメリカから帰れない父は東京の高校への進学を勧めていたが、泉水子は嫌だった。

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友だちは髪型を褒めてくれた。高校に行ったら引っ込み思案な性格もなんとかしないとねと言う。男子は「しめ縄に庇ができてる」とからかうが、和宮(わみや)さとるは「いいと思うけど僕は」と言う。泉水子は運動は苦手。球技は特にダメなよう。

   RDG1-6

6月の修学旅行で行きたいところなどをネットで調べてレポートにまとめるという授業。ネットが苦手な泉水子だが、自分でやってみることにする。機械との相性が悪い?携帯電話もすぐに壊れてしまうためPCも敬遠していた。検索を始めるとまわりの様子が変化、画面にアメリカにいる父、鈴原大成(すずはらだいせい)が現れる。父の仕事はコンピュータープログラマー。両親の友人、相楽雪政(さがらゆきまさ)が学校へ向かっていると話す。高校は東京の鳳城学園にぜひ行くようにと勧める。母、鈴原紫子(すずはらゆかりこ)も賛成するだろうと。

   RDG1-7

父も泉水子の髪型に驚いていた。「わたしは、もう自分で自分のことを決められるの」と泉水子は父に言う。と、どうして父と今、話しているのかおかしいと気づきPCの電源を切ろうとする。すると教室中のPCの電源が落ちて起動しなくなる。泉水子は自分がしてしまったと泣く。そこにヘリコプターが到着したと知らせが。

   RDG1-8

校庭にヘリコプターで着陸。迎えに来たと言う相楽雪政。自分が来たからもう大丈夫だと告げるが、見ため保護者の年齢には見えないと校長と担任。今年で33歳、泉水子と同い年の息子がいると説明する。

   RDG1-9

ヘリコプターで帰る泉水子。和宮も見ていた。雪政は非常事態だったから泉水子の祖父の許しを得ている、パソコンを壊したことは気に病まなくていいと言う。父とパソコンで話したことは一度もなかった、さわると動かなくなるだけだったと言う泉水子に、「まわりは何も変わっていない。急に変わったとすれば君のほうだ。例えば髪を切ったこととか。紫子さんはいいと言ったのかい?」
   
   RDG1-10

なぜ母の話が出てくるのかと聞く泉水子に、「君の三つ編みを最初に編んだのが紫子さんだからだよ。それに髪は霊力の源と言われているからね。例えばの話」と雪政。大学病院で検査を受けさせられる。「わたし、おかしいのかな。普通の女の子の暮らしがしたいだけなのに」と泉水子。

「明日になれば援軍もやって来る。どれだけ頼りになるかは未知数だけどね」と雪政が言った。そして、

   RDG1-11

「本当に鈴原泉水子なのか? せっかくの休みにこんなところまで呼び出されて、信じられない。どうしてこれが、こんなのが姫神だって言えるんだ」

姫神? 10年ぶりで泉水子は憶えていなかったが、雪政の息子、相楽深行(さがらみゆき)がやって来た。仲良くできそうかい?と雪政。見合いみたいな話し方をする、どういうつもりだと言う深行に雪政は、

身分が違いすぎる。深行がなれるとしたら、せいぜい下僕とわきまえるんだな

時代錯誤な単語だと言うが、言葉は消えても関係性は続く。泉水子には選択権があって、我々にはない。泉水子は守り育てられるさだめの女の子だと言う。泉水子は、そんな話は聞いたことがないと言うが、我々の側の問題だから別に知らなくてもいいと言う。深行に今すぐこちらに転校するようにと雪政。

おまえの一生は、泉水子に付き添うためにある

怒って出て行く深行。雪政も出て行く。泉水子は祖父に、雪政が自分を守り育てる女の子、深行を下僕と言ったわけをたずねる。それは、相楽君が山伏だからだ。と祖父は答える。

「こちらの中学に転校することにしました。しばらくはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」

傷だらけで雪政に連れられて戻って来た深行はそう言った。ケガをしたことで自分のふがいなさを思い知ったと。

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夕食のだんらんを終えて夜、傷が痛む様子の深行に、本当は転校したくないのにどうして?と泉水子。殺されるよりましだった。雪政はどうかしている。あきらめられられないから戦ってやると深行は答える。

「おまえは、何も知らないし、何もできないし、何も自分ではしたことがない。だから自分で考えようともしないんだな。おれは、そういうやつには一番むかつくんだ......雪政に言いつけたければ、言いつけろよ」

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泉水子は思い出した。小さい頃、深行にいじめられたこと。わたしだって、自分に価値があるなんて思っていない。

   RDG1-14

「家庭の事情で玉倉神社に居候の身です。おかげで鈴原さんには頭が上がりませんが、他のみなさんはどうぞよろしく」

深行が転校してきた。

★感想

・絶滅危惧種と世界遺産に魅かれて見てみました。原作は知ってはいましたが読んでないです。まだ謎だらけの感じですが、気になる話ではあります。小説らしく、だんだん面白くなるのかな。

・赤いメガネに腰までの髪といえば、私も子供のころからそうなんだけどw やっぱ私って、さえない娘だったんだなと実感しつつ、続きを楽しみにします。記事いきなり遅れがちですみません。






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Last updated  2013.04.12 02:39:17
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