縄文人☆たがめ☆の格安、弾丸?海外旅行

・4月スタートのアニメ、第1話のあらすじ・感想です(記事連載は未定)


小さな田舎町に住む、ボードレールを崇拝する中学2年の少年。ありふれた日常が、密かに想いを寄せる少女の体操着に手をかけた瞬間、大きく動き出す......


第1話　運命の出会い
　
　　　
　　　

　　　

【ロトスコープ】　(このアニメに用いられている技法)

実写映像をカメラで撮影→　映像をもとにアニメーターが「絵」として描き起こす

→　同じく実写映像から描き起こした背景に彩色されたキャラクターを合成して完成

・撮影場所　群馬県桐生市


【あらすじ】

春日高男。中学2年。密かに同じクラスの佐伯奈々子に思いを寄せる。英語の教科書を読む奈々子、体育の時間の奈々子、高男は見つめていた。

　　　

われ青空に君臨す、不可解なスフィンクスめき
　
われ結ぶ、雪の心と白鳥の白妙を

われ憎む、徒に線移す虚しき動作

さて耐えてわれ泣かず。また耐えて笑うことなし

(ボードーレール「美」より)


ボードレールに心酔する高男。他のことに興味はなく、授業中も詩の世界に身を置く。

友人との学校帰り、「恐怖と笑いの本質は同じ」と話す高男。どちらも本質は驚きで......友人と別れて今日もひとり本屋へ。

いつもの夕食。両親との会話。ありふれた日常。部屋の中は本でいっぱい。「惡の華」を手に取る。奈々子を思い浮かべる。

愛しさの極みの人に　

麗しの限りの人に

我が心、ために明るき
　
その人に

天使かとおぼゆる人に

我が恋の不滅の像に

不滅なる祝福のあれ

潮風のごと爽やかに

我が生のうちに広がり
　
足るしらぬ

我の心に久遠への
　
憧れ注ぐ

人知れず
　
草露に香る

時じくも清しき花袋

忘られて

夜すがらかけて

密やかに薫ずる香炉



「高男～早くお風呂に入っちゃいなさい～」と母の声www

(翌日)朝7時起床。いつもの通学路。いつもの景色(画像も使い回しですね)いつものように学校へ。

　　　

数学の時間、先日のテストが返される。惡の華を読む高男。テストは52点。「もうちっと頑張れ」と先生。隣の席の山田が何点か見せろと言ったが、見せる筋合いはないと言うと、「じゃあ、何の本、読んでるんだよ」と取り上げる。「返せよ、お前なんかには価値のわからない本だ」

佐伯奈々子は98点、今回の1位。最下位が呼ばれる、仲村佐和。また0点。「どういうことだ、お前、答え全部空欄て。そんなんで社会に出て......」先生の言葉に佐和は吐き捨てた。

「うっせ～クソムシが」

放課後の帰り道、山田、小島と仲村佐和の話題。友だちもいなくて何を考えているかわからない。つき合いたくないよなという話になり、高男は、「つき合うなら佐伯さんがいいな」と言う。小島が「佐伯さんは毛がボウボウらしい」と言い、侮辱するなと言った高男は、好きなことがバレてからかわれる。学校に本を忘れてきたからと言って、ひとり取りに戻る。

『小島め、佐伯さんを侮辱しやがって。あんなやつに佐伯さんのよさがわかってたまるか。オレはもう一年もずっと佐伯さんのことを......好きなんだからな。オレのミューズ(詩神)、オレのファムファタル(運命の女)なんだからな』

(ミューズはギリシャ神話に登場する芸術の女神)

　　　

教室に戻った高男。

『でも、佐伯さんは、オレがこんな本を読んでいることも気づいてないんだろうな』

　　　

惡の華がささやく。そして笑う。

「ハナガ　サイタヨ。ハナガ　ハナガ　サイタヨ。ヒドク　カゼニ　オビエタ　ダレモ　ミタコトナイ　ハナガ　サイテイタヨ......」

　　　

そこに佐伯奈々子の体操着があった。


【感想】

・もともと解説とか取説とか見ない人です私w 変わった技法とボードレールが目にとまって見てみました。ボードレールの甘美な詩の世界みたいな感じかな、とか思って。いきなりビックリしました。画像。すごいリアルですね。それと人物の動き、何か起きそうな?音楽と一緒になって不思議な感じです。

・コミックをあとでのぞいてみたのですが、人物の顔が違いますね。アニメは、かわいくないwww　好きな女子の体操着を盗んだら、それを見られて...という話ですかね。予告には「わたしと契約しよう」の声が。あれは、クソムシ発言の仲村佐和ですかね。気になります。

・続けて見る予定です。画像、少なめになっています。他のとかなり違うので、一度動画を見てみるといいと思います。お話の内容は別にしても。

　

【送料無料】惡の華（1） [ 押見修造 ] 価格：450円（税込、送料込）

★新アニメの第1話、見たものをまとめてアップしたりしていましたが、今回、記事はここまでとします。他にもいろいろ見て、続けて見るつもりのものも何本かありますが、アニメ記事は、とりあえず、「RDGレッドデータガール」と「進撃の巨人」の2本といたします。惡の華は余裕ができましたら時々登場するかもです。また、これはいいぞというのがありましたら、コメントくださいませ。私も見てみたいです。