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テーマ:アニメあれこれ(26362)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
進学校の競争に疲れていた八軒勇吾。入学した「大蝦夷農業高等学校」通称「エゾノー」は広大な大自然に囲まれた学校。一般家庭で育った八軒は、はじめての経験に悪戦苦闘......鋼の錬金術師の荒川弘が描く酪農青春グラフティー。
・前のお話は → 第1話「エゾノーへ、ようこそ」 第2話「八軒、馬に乗る」 第3話「八軒、豚丼と出会う」 第4話「八軒、ピザを焼く」 中間考査の結果発表。各教科、ミスはひとつかふたつの八軒は、農家じゃないのに酪農も98点。と、常盤は100点。他の友人たちも専門科目では満点をとっている。ぶっちぎりで学年トップの成績の八軒だが、なんか釈然としないw 馬術部で馬に乗りはじめた八軒たち新入部員は、筋肉痛で下半身がガタガタ。通過儀礼みたいなものだとアキ。どうすればいいのかとたずねると、「耐えて」 西川の運転するトラクターに乗せてもらう八軒。ながめのよさにノリノリで寝藁を運ぶ。寝藁はもちろん、餌のカイバや燕麦などもすべてエゾノー産。学校まるごと自給自足が可能だと中島先生。作りたいものややりたいことがあったら、農場の先生に相談すれば、たいていのことは挑戦させてくれると話す。 農機具をバラしてロボットを作りたいなど、やりたいことが、どんどん出てくる西川。うらやましいと八軒がいうと、「学年トップとるほうが、うらやましいけどな」その言葉に八軒は気づく。「そういえば、おれ、1番とったのに、あまり......」 中間考査もおわり、いい天気に恵まれたのでw 今日は校内のごみ拾い。ひとり約1ヘクタール。終わったらジンギスカンパーティーという校長の言葉にはりきるが、なにせ広い。それにすごいごみの量。藁人形、カーネルおじさん、さまざまなゴミの中に、八軒は石釜を見つける。 寮で石釜のことを調べる八軒。石釜で作れるものの中の「ピザ」に反応するみんな。「圏外」で宅配ピザを食べたことがないので、ちゃんとしたピザを食べてみたいという。石釜で作れるんじゃと言った八軒がピザを作ることに。 作ると言ったものの、材料を揃えるお金がないと悩む八軒だったが、相談してみたら、材料はすべてそろった。野菜も小麦粉もエゾノー産。ないかと思われたチーズも、中島先生(中島美雪www)の秘密の熟成室を発見。ゴーダチーズを提供してもらう。 ピザ作りの勉強をする八軒を、人が良すぎて損するタイプだねと吉野。アキは、「でも、いい人のところには、人が集まるよ」 馬術部の大川が石釜を修理、薪を提供してくれる人もいる。ピザを食べる人がどんどん増える。ベーコンをくれた稲田が、八軒が名前をつけた豚丼が肉にされたときに食えるかと聞く。そのときになってみないとわからない。もやもやして答えが出ないという八軒に、「もやもやしてるってことは、出口を探し続けているということ。そうやって身をもって体験して自分で出口を見つけないと本当の血肉にならない」稲田が試食にくれた、3ヶ月前はかわいい子豚だったベーコンは、困ってしまうほど美味しかった。 ピザを焼く日。先生方も勢揃い、関係ない人まで集まってすごい人数に。ちょうど元担任の白石先生がたずねてきた。石釜の修理は土木科、薪は森林科が協力。生地の小麦粉は農業科で栽培し食品科で製粉......八軒があいさつする。西川がとれたて野菜を運んでくる。吉野の協力で(中島先生から)チーズ......2時間前に火を入れて高温を維持した石釜に入れて約5分でピザが焼きあがる。 焼きあがったピザを八軒が毒見。笑いがとまらなくなるほど美味しかった。みんなの笑顔と笑い声。八軒のピザは大成功。そんな様子を校長と見つめる白石先生。 「中学校のころの八軒は、何にならなきゃいけないという思いにしばられて、どんな人間になりたいかが、すっぽり抜けていたように思います。こちらなら何かつかめるのではないかと思って放り込んでみたのですが、正解でしたかな」 「どうなるか、まだまだわかりませんよ。けれど、少なくても今日は何かをつかめたようですよ」 【感想】 ・原作の中でも特に好きな話です。ピザ、すごく美味しそうですね。食べたくなりました。実は我が家も宅配圏外なのwww ・八軒のまわりに人が集まり笑顔があふれる。試験で1番になるより大切なこと、何かつかめたようでしょうか。うらやましくなるような青春。次も楽しみです。
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Last updated
2013.08.09 16:41:11
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