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テーマ:アニメあれこれ(27069)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
「コッペリオン」 遺伝子操作によって生まれた強力な耐性を持つ子供たち。
廃墟と化した東京に残る人々を救出するため、制服姿の女子高生が動き出す。 第1話 「人形(コッペリオン)」 ★成瀬荊(なるせ いばら) ★左 深作葵(ふかさく あおい) ★右 野村タエ子(のむら たえこ) 旧首都「東京」を歩く3人の少女。リーダーの荊(高3)と葵、タエ子(高1) 教頭から携帯に連絡。23区内に入ったところだと報告する。 廃墟と化した街を歩く。歩き疲れて愚痴る葵。空からだと街の様子がよくわからないから、誰かが下におりて調査しなければならないのだと荊。人を捜すのが彼女たちの仕事。再び教頭から連絡。近くでSOSの信号をキャッチした。近くに人がいる可能性が高いとのこと。 近くで発炎筒を上げるようにとの指示。見つけたらどうすればいいかとの問いに教頭は、「何もするな。おまえたちは、見つけるだけでいい」 ここ1ヶ月でSOSの信号が急に増えていた。この街に残っているからには、何か理由があるんでしょうねとタエ子。 空からヘリで現場に向う三島司令官。本職は防衛大学付属工科学校の教官。彼が「教頭」あと5分で目的地。総員フル装備を命じる。 大きな川に着いた3人。教頭のヘリが着陸できそうな広い橋の上で発炎筒をあげる。お昼ごはんをとることに。 大量のお弁当。おにぎりを両手に、かぶりつく葵。これじゃハイキングだなと荊は注射器でバランス栄養剤を投与。このほうがラクだと。お弁当を食べ続ける葵は、どれも美味しい。人間に生まれてきて本当によかったと言う。 橋の下でうめき声が。防護服を来た人が倒れていた。苦しんでいる様子。教頭には何もするなと言われている。カウンターの数値が基準値を超えている。発生源は防護服。 誰か助けてくれ、の声に荊は救急箱を持って近づく。校則なんて、くそくらえだ。マスクも着けずにいる荊に驚く防護服の人に、特殊拳銃で万能薬「エーテル」を投与する。肩口にエーテルを打つ。少しはラクになったでしょ、の声にその人は涙ながらに言った。「天使」 三島教頭らが到着。フル装備の姿で病人を保護する。勝手にエーテルを使った荊は注意される。あれは軽症者用の予防薬、貴重品で数が限られているし、重症者に与えても一時的な鎮静効果しかないと教頭。 「ほんなら、もっと数を増やしてください。これからも生きてる人を見つけ次第、手当てします。それが、うちらの仕事や」 飛び立っていく教頭のヘリ。保護された人は、なぜあの子たちは、マスクも防護服も身に着けずに平気でいられるのかとたずねる。 「彼女たちの名前は、コッペリオン。遺伝子操作によって生まれつき体内に強力な耐性を持つ子供たち」 元気がない葵とタエ子。普通の人間なら、この環境では生きてはいられない。私たちはやっぱり人形なんですかねと言う葵。荊は、「どあほ。人形があんな美味そうにおにぎり食うかいな」 「あの子たちなら自由に歩くことができる。この世界一巨大なゴーストタウンを」 無人となったボロボロの民家に泊まった3人。散歩していたタエ子に犬がついてきた。犬は平気なのか。この環境に適応したんだろうと荊。鳥もいるし、ここにいるのが自分たちだけでなくてよかったとタエ子。 SOSの発信源はこのあたりに集中しているが、こちらからの呼びかけにはまったく答えないということだった。身動きがとれないのかもしれない。カウンターを使って捜すことにする。感度を最大にすれば、近くに動物か人がいたら強い反応を示すはず。 テレビに教頭が出ていた。99パーセント遮断できるバリアスーツを着て、東京の中心部へ向うと言う。ぜひとも国民のみなさまにお見せしたいと教頭はテレビ中継で言った。中心部は強い汚染のせいで誰ひとり近づけないそうだが、どうなっているんでしょうねとタエ子。 そんなことより今日こそはホテルに泊ろうと葵。とホテルは傾いていた。足元は地割れ。過去の傷跡。都市を襲った、あの日の。 教頭のヘリは霧の中、都心へと向う。テレビ局とつなぎ現在の様子を説明する。 「中心付近は、たいてい日中はこのように濃い霧に覆われています。これはホットパーティクルという細かい粒子の集まりで、それが潮風で巻き上げられて霧のように見えるわけです。つまり中心部周辺では、今もなお強い汚染が残っており、普通の人間では、この先に一歩も近づくことができません」 霧が晴れた。50秒が限界だと乗務員。教頭は告げる。 「日本国民のみなさん、しばらくの間、手をとめて、ぜひともテレビをご覧ください。あの日、世界は一変しました。それは、なぜ起こったのか。どうして、こうなる前に止められなかったのか。首都の90パーセントを壊滅させたあの惨劇の中心。国民の、いや世界中のみなさん、そのパンドラの箱は人の手によって開けられたのです。しかし我々は、その閉じ方を知らない」 高い塔のそばに来た3人。先頭刑務所のとなりに、その3倍はあるプラント。まるでひとつの街のような電力会社のものと思われる建物。 急にカウンターの数値が上がった。と背後に今朝の犬がいた。ついてきたのか。これでは人を探せない。タエ子が動きまわらないように、しばらく話をしてくると言う。荊と葵はふたりで人を探しに行く。タエ子はDNAに組み込まれていて、生まれつき動物なみの五感を備えていた。 カウンターが反応した。人を見つけたが、すでに死後1ヶ月以上経過していた。帰りたいと葵。暗闇に何かいる。ふたりを襲ってきた。荊が麻酔銃を撃つ。さっきの犬かと見ると、オオカミだった。野良犬が野生化したものか。すると、今、タエ子と一緒にいる犬も? タエ子は武器を持っていない。無線で呼びかけたが返事がなかった。だから、こんなところに来るの嫌だった。ここはもう人が入っちゃいけない世界なんだと泣く葵。荊は葵に告げる。 「行くぞ。タエ子を救出する!!!」 ☆次回 「未来」 【感想】 ・楽しみにしていた作品です。特に原作のはじめのほうは好きなので、アニメも期待しておりました。う~ん、細かい感想は今回は保留にさせてくださいませ。 ・関西弁のおねえちゃんに感じる違和感は、まあ置いておくとして、ホットパーティクル(高い放射能を含んだ粒子)じゃないですけど、もやがかかった感じでしょうか。地名、NGワードを排除して、どこまで原作のよさを伝えてくれるか、とりあえず次回を待ちます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.12 08:13:15
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