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テーマ:アニメあれこれ(26152)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
小野田坂道、千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。
☆前のお話は→ 第1話~第8話 あらすじまとめ 弱虫ペダル 第9話 「全力VS全力」頂上まで残り500メートル。今泉に並んだ坂道。 『峰ケ山峠・最高地点・標高1206m』 *ちなみに実際の千葉県の最高峰は、南房総市にある愛宕山(嶺岡愛宕山・みねおかあたごやま)標高408.2m 『並んでやがる。この間まで自転車ド素人だったやつが、スポンジみたいにいろんなもの吸収して、アホみたいに成長してやがる』 『並んだ。並べた。きつかったけど何とか並べた。残り500メートル。これで約束を果たせるよ、鳴子君』 鳴子は坂道に伝授していた。勝負は残り500メートル。それまでに何とか並んでおくように。そして、 「こいつは一度こっきりの、ビックリ、ドッキリ必殺技や。今泉がビビっとるすきに、すべての力を使って山頂を目指せ。タイミングを見て、今やと思ったら、こいつをツークリックや」 後ろの車では巻島がふたりとも最後の機会をうかがっている感じだと言う。金城は、そのようだが、山頂をとるためには、小野田にはクライマーとして重大な欠点があると言う。 「捨て身のクライム、楽しませてもらったぜ。しかし、この勝負はおれが勝つ。ダンシングを覚えて、もう一回チャレンジしてこい」 残り300、今泉が立った。 「小野田、これがおまえの重大な欠点だ」 前に出る今泉、とその時、坂道が笑った。『動いた』鳴子が教えてくれた。 「今泉が動いたら、いよいよやで。鳴子直伝、必殺!!......」 坂道がツークリック。ギアを2枚あげた。 「ダンシングなら大丈夫。さっき、鳴子君に習ったんだ」 坂道が立った。自分に追いつくまでの短い時間でダンシングを覚えたのかと驚く今泉。 「......ビックリ、ドッキリ、ダンシングや。行け小野田君。今のおまえは無敵や!!!」 山頂が見えた。前に出る坂道に追いついた今泉が接触。しかし坂道は立て直す。 「全力、全力、あとは全力」 鳴子が言っていた。全力は汗も血も最後の一滴までしぼりきることだと。残り200。ペダルをまわす坂道。今泉も譲らない。 「ヒメ、ヒメ、ヒメ...すきすき大好き、ヒメ...きらきらりん...絶対無敵、ヒメヒメ...ヒメ~」 坂道が前に出た。山岳ステージをとった。 後ろの車では坂道の勝利にみんな興奮。勝因はなんだろうなと寒咲。体重の軽さかと田所。ダンシングをためて出した作戦だと巻島。幹が言った、 「気持ちの強さだと思います」 またクリアしなきゃならない課題が増えたみたいだと今泉。坂道を抜いて走り出す。力つきた坂道は転倒。車を止めてみんなが駆け寄る。 「今日は、いいレースをしたな。休め、リタイアだ」 主将が坂道に告げる。落車のケガはなかった坂道は、自分の体より借りた自転車を気にしていた。鳴子の自転車が近づいてきた。坂道を見た鳴子は、 「やったみたいやな。あとはまかしとけ~」 監督が風邪をひくといけないから着替えるようにと、坂道にジャージをわたす。 「レースは楽しかったですか。今日あなたが見せてくれたのは、ロードレースそのものです」 「見えますか、この景色。海も山も学校も。あなたは今日、この景色を、一番早く上って来たんです」 意味もわからず、山岳賞のジャージを着た坂道が答えた。 「はい、あの、きつかったんですけど、今日は楽しかったです」 レースはまだ終わっていない。坂道も車に乗り、今泉と鳴子の後を追う。 追いついた鳴子と今泉の一騎打ち。どちらも譲らない。主将に一緒に走りたいかと聞かれ、はいと答える坂道。よく見ておけ、そして練習して強くなれと主将は言った。 ついにゴール、優勝は小差で今泉だった。 力を出し切ったふたりを見て、坂道は自分の今までの走りなんて、全然、全力じゃないと思った。巻島が、自分だけ山に置いていかれた気持ちだろうと言う。 「わかるぜ。おれもクライマーだからな」 今は練習量も経験値も圧倒的に足りない。とにかく回すことだと巻島。 「自転車は、回した分だけ強くなる」 「今泉君、鳴子君、もっともっと、ぼくもペダルを回さなゃ。そして、きっと追いつくよ。待ってて」 ☆次回 「ピークスパイダー」 【感想】 坂道君、お見事でした。やりましたね。どんどん成長してますね。この先、楽しみです。レース、最後は、ちょっと鳴子君に勝たせたかったかなw あ、そういえば、あとの3人はどうしたろうww お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.04 19:08:52
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