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テーマ:アニメあれこれ(26369)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
小野田坂道、千葉県の総北高校の1年生。毎週ママチャリで秋葉原に通うアニメが大好きな気弱な少年が仲間と出会い自転車競技部に入部。試練を乗り越え才能を開花させていく......原作、渡辺航の自転車ロードレース漫画。
☆前のお話は→ 第1話~第11話 あらすじまとめ 弱虫ペダル 第12話 「合宿初日!」合宿の場所は伊豆のサイクルスポーツセンター。自転車用に作られた専用コース。お前らがバテなければ思う存分練習ができると主将。楽しそうなところやんけ、と鳴子は坂道に、と、坂道は車酔い。車を降りて「おぇ~」主将は練習開始の時間をずらしたくないと言い、後から機材を持ってくる寒咲に拾ってもらうことにし、坂道をおいて出発する。 ひとり残った坂道。のどが渇いて傍らの自販機で購入しようとするが、財布はバスの中にあることに気づく。ますます水が飲みたくなる坂道。「水~」道に倒れこんだ。そこに自転車が1台。ポカリでもいい?飲みなよ、とボトルを差し出してくれた。飲み物をもらって生き返る坂道。 今どき行き倒れている人に会うとは思わなかったと少年。坂道がボトルの飲み方を知っているのを見て、自転車に乗るの?と言う。推理に感心した坂道は、刑事さんですか? 少年は笑いながら、単なる自転車乗りですと言った。真っ白でピカピカのロードレーサーに乗っていた。 「坂は好き? おれ、すっげー坂、好きっぽい」 生まれも育ちも箱根の麓の小田原で高校も箱学、坂と山に囲まれて育ったせいか坂を見るとすぐ登りたくなる。今日も2限目までさぼった。体育だから同じ汗をかくなら自転車でかかないと、もったいないよね。山で困っている人を見ると放っておけない、ボトルは坂道にあげると言い、またねと自転車で走って行った。真波山岳(まなみさんがく)と名乗った。 「ありがとう。ぼくも坂は好き」 走っていく真波に坂道は言った。走りながら真波は、 「どうもだめだなあ。遅刻して焦っていたはずなのに、坂を登っていると笑顔になっちゃう」 合宿所に到着。1年生4人は4日間同室。着替えてコースの下見。 ・コースは左回りで全長5km。高低差130mで長いストレートと2度の上りがある。スタートしてすぐ左バンクを伴う右カーブ、橋を渡ったら軽い上り。坂を上りきったら直線と下り区間およそ1.5km。そしてもうひとつの橋を渡ったら、このコース最大の山場。激坂を含む1km超のつづら折り。 坂を見て坂道は真波のことを思い出していた。 『真波君、やっぱりぼくも、坂は好きみたいだ。坂を見るとワクワクしてしまう。またいつかどこかで出会えて、一緒に走れたら楽しいだろうな。その時は、あのボトルを』 集合。1年の桜井は風邪による体調不良で不参加。2年の2名は昨年参加して内容についていけないと判断し参加を辞退していた。そんなに過酷なのかと不安になる1年。ライトが渡される。合宿のメニューが発表される。内容はいたってシンプルだと主将。 「休みやインターバルは自由に取っていい。合宿のメニューはひとつ。4日間で1000キロ走破だ」 全員スタートする。1周ごとに車体のセンサーが反応して周回と距離がカウントされる。1日250kmの上に今泉と鳴子には特別メニューがあると言われ呼ばれる。ちょっといじらせてもらったと寒咲。鳴子は下ハン封じ、今泉はシフターを封じられた。合宿中は戻すことは許されない。ふたりとも苦戦していた。 走りながら、小野田の自転車には細工なしなのかと金城に聞く巻島。言ってないだけだと金城は答える。一見気づかないと思うが登りを封じる仕掛けがしてあると言う。坂道も異常に気づいていた。自分が緊張しているせいなのか、体が重い、登れない。坂が楽しくない。 3人には過酷なメニューだがインターハイの戦いはこんなもんじゃない、やり遂げてもらうと巻島に話す金城。もしクリアできなかったら即刻戦力外だと。バーハンドルに替えられた鳴子は加速できないでいた。力が入らない。固定ギアにされた今泉は、上りに苦労していた。ダンシングで対応するしかないが体力を消耗する。このペースで4日間1000kmもつのか。 平坦はなんとか走れる坂道は、やっと5周目。杉元に抜かれて周回遅れとなった。追いつこうとするが後ろから引っ張られる感じで足が動かない。回らない。止まってしまった坂道のところに巻島がやってくる。自転車の細工にまだ気づかずにいる坂道に、 「レースに勝ったら自分を称えよ。レースに負けたら機材を疑え、だぜ」 金城に口止めされている巻島は、ここから先は自分の独り言だと言って、坂道の自転車にも今泉や鳴子同様、仕掛けがしてあると言う。坂道のホイールに仕掛けがしてあることを自分のも外して教える。坂道のホイールはずっしり重かった、重くするのは、クライマーの手足をしばるのと同じだと巻島。その上、バランスも狂っている。金城がやろうとしているのは、クライム封じだ。 「突破するっきゃ、ないっしょ。やりたいこと残ってるなら、つべこべ言わずに回すっきゃないっしょ」 独り言終了。巻島は走り出した。後を追おうとする坂道に、ギアを2枚落とすように言った。周回ペースは落ちるが楽に回せるはずだと。ギアを落とすと遅いけど回った。回せるほうが楽だ。 「ようし、これなら」 坂道も走り出した。金城が小野田の走りが変わったが何か吹き込んだかとたずねる。いや別にと巻島。口止めされたら言ってしまうタイプだと金城は知っていた。 午後10時。合宿1日目終了。1日目終了時点での各車走行距離。 ・金城250km、 巻島245km、 田所280km、 青八木230km、 手嶋220km、 ・鳴子と今泉は200km、 杉元はふたりより10分早く200km、 小野田165km。 坂道の記録に予想よりもいいペースだと主将はつぶやいた。 「ありがとうございます。巻島さん」 ☆次回 「今泉と鳴子の1000km」 年末1週お休みでテレビ東京1/6放送。13話より第2クールです。 【感想】 真波君、さわやかでいい子ですね。坂道君のいいライバルになりそうで楽しみです。 そして巻島さん、いい人だ~タイヤまで外して、すごい独り言でしたね。 地獄の合宿、坂道君もなんとか初日終えたようでよかったけど、4日間、たいへんそうですね。2年も1年に負けてはいられないでしょうし。次も楽しみです。来年も続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.26 08:24:44
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