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テーマ:アニメあれこれ(26381)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
バグズ2号の悲劇から20年経ち、地球では火星からの未知のウイルスが猛威をふるっていた。
ウイルスのサンプルを入手してワクチンを作るため、アネックス1号が火星へと向かう。 人間とゴキブリの種の存続をかけた戦争が始まる。 TERRAFORMARS #01 ~SYMPTOM 変異~![]() 2619年。タイ、バンコクの地下シアター。桁違いの金持ちが集まり開催される人殺しのショー。最強の男を決める戦いは決勝戦をむかえる。青コーナー、20歳の新星わけありと膝丸燈(ひざまるあかり)が紹介される。共に施設で育った幼なじみの百合子が原因不明の病に侵され、臓器移植手術の費用を稼ぐために戦ってきた。最後の対戦相手が紹介される。それは何と「熊」だった。 ![]() はじめから優勝させる気などなかったのだと気づく燈。百合子、今助けてやる。今からこの絵に描いたような理不尽を叩き潰すと声をあげ熊に立ち向かうが力の差は歴然。倒れたところに熊が襲い掛かる。このまま喰われてしまうのか。その様子を見ていた男女がいた。こんな普通じゃないものを見るために、ここまで来たのかと女。男は調べたことが正しければ普通じゃないのは膝丸燈のほうだと言った。 ![]() 熊に喰われ薄れゆく意識の中で百合子のことを思う燈。百合子はなぜそんなに優しいのと燈に聞いた。当たり前だろ、俺の優しさはお前がくれた。あの日から俺はお前のことが...す...すごく大切なんだ。友だちだから...突然、燈の目に異変が。 ![]() 立ち上がると熊の目を攻撃、投げ飛ばして痛めつける。誰も予想していなかった、膝丸燈の逆転勝利だった。先程の男女が、やはりもうひとりいたのか手術後に生まれた子どもがと話す。そして百合子の手術をしろと主催者に詰め寄る燈のところにやってきて、手は尽くしたが百合子は一昨日亡くなったと告げた。 ![]() こいつらは最初からドナーを探す気などなかった。彼女の存在に気づき身柄を確保したときには手遅れの状態だった。遅れてすまなかった。燈は、返せよと泣いた。男は燈を抱きしめると、彼女と同じ病気の子を救いたくはないかと言い自己紹介した。 ![]() 男は国連航空宇宙局 U-NASA火星探索チーム総隊長の小町小吉(こまちしょうきち) 女は副長のミッシェル・K・デイヴス。 百合子の命を奪ったのはただの感染症などではないと小町は言った。地球の外から飛来したウイルスで今後病魔はいっそう広がるだろう。そして多くの人が死ぬ。それを阻止するために火星に飛ぶ。我々は君の戦力と熱いむき出しの怒りを必要としている。 俺の親友は火星で死んだと小町。悲しみに寄り添い慰めることは行きずりの人間にもできる。だが、刺し殺すような強い怒りを共にたぎらすことができる俺たちは血よりも固い絆で結ばれた群れとなる。小町は燈に行こうと言った。 ![]() 目が覚めたかと燈のところにミッシェルが来た。1週間も寝ていたらしい。人間のからだを火星の環境に対応できるようにする大変な手術なのだとミッシェルは言った。燈の場合は手術は成功するとわかっていた。手術で強引に組み込むものの大部分を親から受け継いで持っていたから。私と同じだとミッシェルは言った。 ![]() 普通の人の手術の成功生存率は36パーセント。小町が3人の若者に話す。半分以上は死ぬというのにあんがい生存率は高いですねと青年。でもなぜ火星に行くのに人体改造みたいなことをするのかとたずねると小町はそれについては順を追って説明すると言った。そこにアドルフ・ラインハルトが来る。 ![]() アドルフはドイツ支局から来た幹部乗組員。今度手術を受けさせるというエヴァ・フロストを連れていた。小町と一緒にいたこれから手術を受ける、シーラ・レヴィット、マルコス・E・ガルシア、アレックス・K・スチュワートがあいさつをする。 手術が怖くないのかとエヴァが話していると歩行器を使って燈がミッシェルと歩いてくる。マルコスが案外楽勝だったよねと言うと燈は自分は体質のせいで成功する確率が高かったからと言った。自分ちょっと人とは違うアピール?空気読んでほしいわとアレックス。そんなやりとりを見ていたエヴァはシーラに知っている人がいてうらやましいと言った。私はずっとひとりだから。シーラは、もうひとりじゃないよと言った。 ![]() 燈は順序が逆になったが手術の前に任務の内容をミッシェルが話す。A・Eウィルス(エイリアン・エンジン・ウィルス) これが火星から来たウィルスでいまのところ感染した場合の致死率は100パーセント。現在地球で見つかっているウィルスは培養することができない。そこで火星に行き空気、砂、水などすべてのもののウイルスの有無、種類を調べて必要なら持ち帰る。これが任務だ。 ![]() 成功すればウイルスを根絶でき人類を滅亡から救えるがひとつ問題が。ある生物が必ずジャマをしてくる。火星の巨大ゴキブリ「テラフォーマー」の画像が映し出された。 この500年で火星の過酷な環境にによって異常な進化を遂げたやつらは、41年前のバグズ1号の乗組員6名と20年前のバグズ2号の乗組員13名を殺害している。人を食うのかと燈がたずねるとミッシェルは自分の家の台所でゴキブリを見つけたら食うのかと言った。食わないがぶっ殺すだろう。冷静に考えたらなんで殺す必要があるのかもわからないけど全力でぶっ殺すだろうと言った。 「これは種の存続をかけた人間とゴキブリの戦争。負けたほうが害虫だ」 ![]() 西暦2060年3月4日。総員100名。大型宇宙船アネックス1号。地球を発つ。 火星。太陽系第4惑星にして本来の平均気温はマイナス53℃。大気圧は0.06気圧。この極寒の星を人間の住める環境に変えるため21世紀中ごろ、人類に先立ってある2種類の生物が放たれた。ひとつは特別な苔類。そしてもうひとつは強い繁殖力を持つありふれた昆虫のゴキブリ。 ☆次回 「Departure 出陣」 ★原作を読んでいてアニメを楽しみにしていました。記事はまだ未定ですが毎週見る予定。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.28 09:14:02
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