神ども、殺し合え。
マイナーな神様、夜トは交通事故に遭いそうになったところを壱岐ひよりに助けられるが、それがきっかけで、ひよりは魂が抜けやすい体質になってしまい、夜トに治してくれと頼み行動を共にするようになる。
夜トに拾われて神器となった雪音と共に妖(あやかし)との戦いを繰り広げ絆を深めた3人であったが、最強武神の毘沙門は夜トの命を狙い続けていた。
あだちとか原作、夜トと毘沙門の過去が明らかになる第2期。
☆前のお話は→
第1話「諱、握りて」 第2話「彼女の思い出」
★第1期はこちら→
ノラガミ1~12話(全話)あらすじ
ノラガミ ARAGOTO
第3話 「イツワリノ絆」
魔が差した藍巴は陸巴にそれを隠す薬をもらいに行く。藍巴の体の目玉は前よりしっかり根付いていた。また魔が差したかと陸巴に言われた藍巴は、紹巴がでしゃばるからと言った。半世紀も、姉さまの神衣として戦ってきたのに、あのブスのせいで...姉さまに好かれたかっただけなのに。陸巴は姉さまに好かれるいい方法があると言った。
学校帰りにチーズまんを2個買ったひよりは、やまちゃんとあみちゃんに彼氏かと疑われる。ふたりと別れると夜トがゴミ箱に隠れていた。夜トが食べたがっていたとろける4種のチーズまんを渡すとひよりは、何がしたいのかわからないが、めんどくさいので毎日会いに行きますからと言った。
赤面する夜ト。変な意味じゃなくお願いもかなえてもらってないしとひよりは言い私は約束は守る、絶対忘れないとカサをさしかけると、再びゴミ箱に入った夜トはその嘘は本当だろうなと呟いた。
陸巴に謝る兆麻。毘沙門の容体がすぐれない原因がわからずあんな失態をと言うと陸巴は鈴巴が死んだことをご存じないのですかと言った。鈴巴は桜の世話に熱心で毎日のように下界におりていたから付近の妖に喰われたのでしょうと陸巴。気づけなかった兆麻は陸巴に毘沙門さまのそばにいてやってくれと言うと鈴巴のことを調べに行く。
バイトが終わったら鈴巴のところに遊びに行ってもいいかと夜トに聞く雪音。夜トは、ダメだ、もう鈴巴に会いに行くのはやめろ桜の木には近づくなと言った。毘沙門に薬を持っていった陸巴は鈴巴が夜ト神の神器と一緒にいたのを見たと言い夜ト神と聞いて毘沙門は動揺した。
うまい棒で夜トをまいた雪音は鈴巴のところへ。桜の木の下に兆麻が花を供えていた。鈴巴が...夜トの胸に痛みが走った。そこに野良が現れる。夜トのスカーフの糸を引っ張ると、ほうら簡単にほころびてしまう、一度ほころんだ絆はもう直せない邪魔だったら斬っちゃえばいいんだよと野良は言った。
桜の木は微かだが時化た気配があった。ヴィーナの不調に気をとられて全体が見えていなかった自分は道しるべとして失格だと考える兆麻。屋敷に戻ろうとすると待ってと雪音が追いかけて来てぶつかり、一緒に毘沙門の屋敷に入ってしまった。
毘沙門の屋敷と聞いて鈴巴を呼ぶ雪音。兆麻は鈴巴は死んだと伝えた。驚く雪音に早く身を隠せと兆麻。そこに毘沙門が来た。なぜ夜トの神器といるのかと怒る毘沙門に雪音は俺は鈴巴の友だちですと言った。鈴巴はなぜ死んだのか教えてくださいと雪音。答えられない毘沙門に代わって兆麻が鈴巴は下界の妖に襲われたんだと言った。
主なのに、名付け親なのに、なんで答えられないんだよと毘沙門に言う雪音。何年も名前を呼ばれていなかった鈴巴はずっとひとりで悩んでいたが、毘沙門を苦しめないようにとずっと無理して笑ってた。自分の神器ひとり守れないで見殺しにして何が最強武神だ、何が本当の家族だ、ここは地獄だ。雪音の言葉に女の子の神器が泣き出した。
落ち着けと言う兆麻に夜トの禊に行ったのは本当かと聞く毘沙門。兆麻があの方は仇ではなくあなたの恩人ですと言うと違う、やつには一族を殺されたのだぞと言うと雪音を撃った。兆麻は一線を引いて雪音を守った。主に一線を引いてしまった兆麻に毘沙門は、追放する、野良にでもなれと言った(名を取ることはしなかった)
兆麻のナビがないと戦えないと話す神器たち。夜トが神器を殺したというのはどういうことかと聞く紹巴に詳しいことは毘沙門さまと最古参の兆麻しか知らないと囷巴。だが夜トが恩人とはどういうことだろうと言うと陸巴は裏切り者の言葉に耳を貸すことはない、ひとつになって主をお守りしようと言った。
兆麻は他に行くところがなくてと小福をたずねてきた。神器を死なせてしまってヴィーナのことが気がかりと言う兆麻にあれは殺されたんだろうと夜トは言った。友だちをなくした上に世話になった兆麻に迷惑をかけてしまったと雪音は布団の中で泣いていて夜トもダメージを受けていた。
上手くいったようねと言う野良によくやってくれたと陸巴。これで毘沙門も二度と兆麻を使わないだろうという陸巴に野良はそろそろ仕上げと言った。夜トの体を心配するひよりにお前こそ進級試験大丈夫かと夜ト。そこに呪を絡めた百杖を持った藍巴が現れ襲ってきた。
手伝いますとひよりが藍巴に向かうがスカートが切れてしまった。下がってろと夜ト。雪器を使いない今だから狙ってきたのかと聞こうとすると藍巴が逃げ、追いかけると妖が現れ、その隙にひよりが縛られていた。妖をひきあげて夜トが戻ってこないうちにと陸巴と藍巴が逃げようとすると夜トを探していた兆麻が駆けつけてふたりを名で縛る。
まさかこんなことになっているとはと、ひよりを助ける兆麻。だが陸の名で縛ったのに陸巴には効いていなかった。なぜ動けると聞く兆麻に、あんたが破門されなかったのは残念だったが嬉しい誤算だと陸巴。陸巴に名で術をかけられた兆麻はひよりと共に捕まってしまった。
☆次回 「願(ねがい)」
【感想】
藍巴はやはり魔が差していましたね。陸巴は名で縛っても効かないのはなぜ? 他の名前も持っているのかな、野良か。話がすごくテンポよく進んでいるみたい。ちょっと忙しいかな。