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テーマ:アニメあれこれ(26358)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
亜人 #16 俺はいつだって怖い![]() ☆前のお話は→ 第14話 「なんかめんどくさくなってきた」 第15話 「どいつもこいつもバカばっかりだ」 ★1期はこちら→ 亜人1期全話あらすじ ![]() ![]() ![]() ![]() 旅客機が不時着したニュースが流れる。救助された乗客が佐藤に間違いないと話す。警護の人を撃ったあと桜井さんを殺し、ドアを吹き飛ばした。 ![]() 「若井氏ならびに桜井氏の殺害。これら一連の事件の首謀者である佐藤を我々警察は威信と誇りをかけ断固逮捕する所存であります」 佐藤のアジトでは、 ![]() ![]() 「道のりはまだ長いけど、その分クリアしたときの達成感は格別だ」 ![]() 「楽しく行こう」 ![]() 喫煙所で一服するオグラのところに圭が来た。 オグラ:「タバコならやらんぞ。こいつは俺のテロメアだ」 圭:「タバコが? 染色体末端粒子ですか」 オグラ:「よく知ってるな」 圭:「一応、医学部志望でしたからね」 ![]() タバコをねだりに来たわけじゃありませんと圭はオグラにIBMのことを話す。話を聞いて、なるほどそれで最近、出し惜しみしてるってわけか。飼い犬にビクつくとは肝っ玉の小せえ話だとオグラ。制御が効かないんじゃ沢山出せても役に立たない。何が原因ですかと圭が聞くとオグラは答えた。 オグラ:「男の子が向かいのおばさんにデブと言った」 圭:「はあ?」 オグラ:「だが悪い子じゃない。母親のよく言う陰口を真似しただけだ。アイオワの亜人の例でわかるとおり、自立したIBMの挙動は飼い主の性質に起因する。例えばお前さんが人間嫌いだとしたら、それが暴力行動に走らせる原因となる」 オグラ:「IBMを変えたければ自分を変えることだ」 圭:「人は変われませんよ」 オグラ:「まあな」 ![]() 戸崎さんが呼んでいると圭を呼びに来た真鍋は耳栓をしていた。何だよ感じ悪いなと圭は思った。 ![]() 桜井氏が殺害されたことが知らさせる。残りは13名。敵はこのどこかに必ず現れる。つまり待ち伏せが得策だと戸崎。 戸崎:「問題は誰のところでするかだが」 攻:「次の岸って人でいいじゃん。これ以上殺されるわけにはいかないだろう」 戸崎:「却下だ。岸先生はすでに某所に身を隠し厳重な警護下に置かれている。私にすらその居場所は明かされていない」 圭:「戸崎さんがリスト入りしてれば囮にできたのにね」 戸崎:「黙れ、永井」 圭:「でも、そうなるとひとりしかいないでしょう」 ![]() そうだと戸崎。条件に合うのは14番目のターゲットの厚生労働大臣だと写真を出した。 攻:「それじゃ、あとの人は全員見殺しにするのかよ」 戸崎:「ターゲットは全員警察の警護を受けている上にいつどこで襲撃されるかも不明なんだ。我々には手の出しようがない」 圭:「でも大臣なら戸崎さんがスケジュールを探り出せるし、それがわかれば襲撃の日時や場所に当りをつけられる。大臣暗殺までに佐藤さんの襲撃傾向を学ぶこともできますしね」 戸崎:「ああ、そうすれば後は私のほうで我々が戦いに介入できる措置を講じる」 ![]() 現時点で襲撃が予想される場所の候補を戸崎がいくつかピックアップしたものを見る。それぞれの場所ごとに作戦を用意するわけですねと下村。残る問題はどう戦うかだと戸崎は言った。 亜人は3人。数では敵に劣るけど事前準備ができる分、地の利はこっちにあるわけかと言う圭に、3人? 下村さんなんか使えねえだろうがと攻が言った。どんな不備がと圭。 攻:「こんな危ないことを女性にさせられるか」 圭:「運動会やってんじゃねえんだぞ。子供だろうが老人だろうが使えるものは使う」 攻:「お前なあ」 下村:「中野くん、嬉しいけど迷惑だよ。私は仕事をサボる気なんてない」 圭:「当然だろ」 私も返さなきゃならないメールがあるからひとまず休憩にしようと戸崎。そんな悠長なことでいいのかよと言う攻に、焦っても雑になるだけだと戸崎は言った。佐藤にしても岸先生の居場所をつかむのは容易じゃない。 ![]() パソコンの前で、無理だと話した奥山に、そいつがあれば何でもできるって自慢してたじゃねえかと田中。 奥山:「物事には原則としてできる事とできない事が存在するんだよ」 ![]() 進展はあったかいとやってきた佐藤にお手上げだねと奥山。管理委員会と厚労省のサーバー漁ってみたけどまるで出てこない。いっそのこと岸を飛ばして先に岩崎慶太をやりませんかと言う田中に佐藤は却下だねと言った。 佐藤:「今回は順番にやるって決めたんだ。ルールは順守する。ゲームと同じだよ」 ![]() 奥山:「でも居場所がわからないんじゃ、ここで詰みだよ」 佐藤:「ゲームには裏技がつきものだろう。岸さんの居場所がわからなくても警護についている警察の居場所がわかればいい。警視庁をハッキングするんだ」 田中:「それこそ無理なんじゃ」 奥山:「いやそれは出来ることのほうに入る」 (奥山はそう言うとパソコンを操作しだす) 奥山:「もちろんゼロから始めたら何日もかかるけど厚労省と同じでエンジニアが危機管理用にバックドアを仕込んでいるはずだからそれを拝借すればいいわけでそれさえ見つければ裏口から...... 田中:「どういうことすか」 佐藤:「要するに裏技だろう」 ![]() 奥山:「終わったよ。警護対象は岸祐二。機動隊が2部隊に交通課、生活安全課まで駆り出されてるね」 ![]() 「場所は?」 「山の中」 ![]() こちら山の中の岸。少し落ち着かれてはどうですかと警護。今からそれでは持ちませんよと言われ、そうだねと答えた。 ![]() ドアが開いた。だが誰もいない。警護が誰だと銃を構える。岸が幽霊だと叫ぶ。IBMが岸を殺害した。 ![]() オグラがIBMを消す方法について話す。 「IBMを消失させる手段はふたつ。収束を待つか頭部へのIBMによる打撃だ。IBM同士が衝突した場合、異なる情報を持つ粒子が混ざり合ってしまう。言わば混線状態だ。再結合するべき粒子との連絡が不通になり、結果、相殺する」 ![]() 戸崎の携帯が鳴った。授業中は電源を切っとけメガネとオグラ。岸さんですかと圭。ああ、やられたよと戸崎は答えた。警備を固めた途端、IBMで暗殺。なぜ居場所がバレたのかは不明だと戸崎。その方法がわからない限りどこに匿っても無駄ってことか。時間稼ぎはできないと圭。こちらのアドバンテージがひとつ減りましたねと下村が言った。 戸崎が圭に、最近IBMの訓練をサボっているそうだなと言う。我々の最大の強みはお前のIBMだ。一刻も早く使いこなせるようにしろ、いいな。 ![]() オグラ:「お前さんが、このチームのテロメアらしいな」 ![]() ![]() 射撃の訓練。敵は武装しているから最低限これくらいの銃器の使い方は覚えておけと手本を見せられた圭。銃を手にすると的の中央に撃ってみせた。そして機械はちゃんと言うこと聞くからいいねと言った。 ![]() ![]() 連射ボタンねえのなどと言っていた攻は、弾が出ないと撃ち方を教わるが手が痛いと騒ぐ。バカ野郎、何で離すんだよ、女かよと言われた。 ![]() 廊下で圭が、ちょっといいですかと言うと真鍋は銃に手をやっていた。圭と気づいて手を放したが圭は話すのをやめた。 ![]() 平沢が何か用かと圭のところに来た。体重や身長のデータもあったらいいかなと思ったが、なくても全然大丈夫なのでと圭は答えると、ならいいいが、お前、寂しいのかと平沢。はあ? と圭が言うと、違うのか、なら迷子なのかもなと言って圭の隣に座った。 平沢:「他人の心を一切くまない自分の言動を本当に正しいのか迷ってる。変わるべきなんじゃと。違うか」 圭:「違う。僕はメチャクチャなことなんかひとつも言ってない。合理的に判断を下しているだけだ。どこに変わる必要があるんだよ」 平沢:「ああ、その通りだ」 圭:「はあ?」 平沢:「中野ってやつは、他人の信頼を得るのがうまい。同じ教室にいればあいつはヒーローで、お前はただの嫌なやつだろう」 ![]() 平沢:「だがここは学校じゃない。ここじゃ、倫理や感情を断ち切る決断が必ず必要になる。本当だ。お前にならそれが出来る」 わかってるよ、そんなことと圭が言うと、そうか、それなら俺の勘違いだと平沢。去ろうとする平沢に圭は父親の話をする。 圭:「父は優秀な外科医だった。患者にも親身になれる。退院した人から毎年手紙が届くくらいだ。でも、それこそが最大の欠点だった。僕が9歳のとき、ドナーが見つからない腎不全の患者を救おうとして臓器売買に手を出したんだ。結果、父はすべてを失った」 ![]() 圭:「同じ失敗はしない。僕はバカじゃないから」 平沢:「頭の出来は年功序列じゃない。好き勝手ふるまえ。俺らはプラン通り動くだけだ」 ![]() 意見をまとめて作成した、対佐藤の作戦要項が配られる。全員しっかり頭に入れておけと戸崎。中野は特にだと言われた。 ![]() 真鍋:「おいおい、こんなことやれっていうのか。俺らは亜人じゃないぞ。永井、ここお前の案だろう」 圭:「だから?」 真鍋:「おもしれえじゃねえか」 ![]() 攻が圭に、いい感じの死に方を知らないかと聞く。はあ? と言う圭に、博士に教えてもらったんだよと攻。 オグラ:「IBMの発現はいわば運だ。亜人のIBM粒子は復活時に最も濃度が高くなる。そのとき何か特別な作用が起こることがあるんだ。トンネル効果と言ってもいい」 攻:「どこのトンネルに行けばいい?」 オグラ:「お前さんが行くのは、あの世だ。IBMを発現させる方法があるとすればひとつ。とにかく死にまくることだ」 ![]() 攻:「え~けっこう死んでるけどな」 オグラ:「何十回、何百回引かなきゃ、ハワイ旅行は当たらんよ」 ![]() これなら低コストでオートマチックに死ねる。寝てても大丈夫だ。何より苦痛がないと圭。よし、やるかと気合を入れる攻。 圭:「怖がることないだろう」 攻:「お前、よくあんな躊躇なく死ねるよな」 圭:「お前もやってるだろう」 ![]() 攻:「俺はいつだって怖い」 だって、もしかしたら次は生き返んねえかもしんねえじゃんという攻に噂程度のソースだが中国の亜人で二千回死んだ記録があるらしく今も更新中だとかと圭。 攻:「よくやるなあ」 圭:「何だってやるさ。じゃなきゃ先には進めないんだ。怖がる必要なんてない」 攻:「お前、すげえな」 ![]() 攻に言われて顔を赤くした圭は、いいから早く死ねよと言うと歩き出した。行っちゃうのと攻。子供かよ、僕は忙しいのと圭は言った。 ![]() そう、怖がる必要なんてない。ひとりになった圭はIBMを出した。 ![]() 圭に襲いかかろうとするIBMに好きにしろと言うと動きを止めた。 圭:「もううるさく言わないから好きにしていい」 IBM:「チェッ、わかってるよ、そんなこと。僕はバカじゃないから」 IBM:「まったく、どいつもこいつもバカばっかりだ」 ![]() IBMは木を攻撃していたが圭を殴ろうとした。圭が転ぶと、ざまあみろと言った。 ![]() 圭の隣に戸崎が座った。 圭:「席なら他にいくらでも...」 戸崎:「お前の友人は少年院にいる。あの日、お前が研究所に送られた日だ。彼は警察に逮捕された」 圭:「何で今そんな話をするんですか。もし僕が裏切るような真似をしたら海斗を使って脅すつもりですか」 戸崎:「お前が私の婚約者を使ったようにな」 ![]() 圭:「手札は明かさないから有効なんですよ」 戸崎:「あの友人は、もういらないんだろ。有効な手札ではなくなったと判断したまでだ」 ![]() 圭:「少年院か、カイには悪いことしたな。でも、これからやることを考えれば、一番安全な場所かもな」 ![]() こちら、少年院のカイ。 ![]() カイがいる集団寮に新しく入ってきた男がカイをジッと見ていた。 ☆次回 「反吐が出ますね」 【感想】 平沢さんは、いい人だね。 圭が射撃が上手いのはちょっと意外だった。攻はいいやつだけど何をやらせてもダメだなあ。バカだしwww IBMを出せるようになるといいんだけど。 カイのいる少年院の新入り、怪しい感じだけど何だろう。確かに安全な場所かもしれないけど、予告を見たらカイがイザコザに巻き込まれているみたいで、ちょっと心配です。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.02.15 10:38:08
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