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縄文人☆たがめ☆の格安、弾丸?海外旅行

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2016.12.04
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 亜人 #22 魔してるのはあんたの方だろ



     亜人14-1

☆前のお話は→ 第14話~第21話 あらすじまとめ

★1期はこちら→ 亜人1期全話あらすじ

   

秘密兵器はEMPだった。無線およびすべての機器の復旧は見込めないとの報告。

   

対亜との連絡が取れない。伝令を走らせ上から一旦おろしますと言われたコウマ陸佐は、ダメだと言った。こんな戦力では伝令すらままならん。警視庁まで15分もあれば行ける。無線がダメなら走れと告げた。

   

曽我部:「残念ですね。先輩が用意した保険とやらもこの状況では...」
 戸崎:「黙れ」

   

佐藤が確認して田中らを前に行かせる。佐藤は、ちょっといいかいとゲンを呼び止めた。

   

田中:「油断するなよ。相手は対亜人に特化した部隊だ」
高橋:「でも、所詮は人間だろ」
田中:「だな」

   

(対亜)
「敵数は7。来ます」
「フラッシュライトの使用不可。このままじゃ同士討ちも」
「周辺視野で目を慣らせ。3班は最上階への専用階段。4班は会議室で会長を保護。残りはこの場で近接戦に備えろ。下手に殺すな。捕獲して制圧しろ」

   

圭IBM:「この状況は逆にチャンスです」

   

下村:「こんなところを登るの?」
 圭:「戦いたがりの佐藤さんなら対亜と正面からぶつかるはず。階段は戦闘に巻き込まれる可能性が高い」

   

 攻:「やっぱタイヤと戦ってる隙ついて佐藤を倒したほうがいいんじゃねえの」
 圭:「今の状況下で敵の標的が会長である以上、この作戦の方が成功の確率は高い」

   

銃声が聞こえてきた。
 圭:「グズグズしている暇はなさそうだ」

   

対亜:「銃の発射口を狙え。武器を無力化しろ」

亜人が2名撃たれて倒れたがリセットしている暇がない。高橋も目をやられて取り押さえられた。

   

隊長:「確かにやつらは死なない。だが所詮は素人だ」

田中がIBMを出した。対亜を次々倒す。

   

隊長:「あいつが本体だ。狙え」

田中に麻酔銃が命中。
田中:「意識の伝達が...クソっ」

倒れた田中を佐藤が撃ちリセットした。

   

佐藤:「さすがだね。対亜人特選群。名前負けしてない」

対亜:「やつだ」「速やかに無力化しろ。復活の隙を与えるな」

   

佐藤:「遅いよ」

      

佐藤はひとりで対亜を倒していく。

隊長:「あの身のこなし。あいつ、元軍人か」
佐藤:「いいねえ、獣同士の戦いだ」

   

ナイフで戦う佐藤に麻酔銃が当たった。リセットしようとする腕を押さえる。

田中:「お返しですよ、佐藤さん」
田中の弾が当たり佐藤はリセットした。

   

佐藤:「さあ、もうワンラウンドだ」

   

   

対亜:「1・2班の援護にまわれ。亜人に押されている...」

   

 圭:「平沢さん」
平沢:「ああ、佐藤以外を止めておけばいいんだな」

   

 攻:「お、おっさん」
真鍋:「真鍋だよ。いいかげんに覚えろ」
 攻:「気をつけろよ」

   

田中:「あとは会議室の中だけだ。進め」
先に行った亜人2名が平沢らに撃たれて倒れた。まだいんのかよと驚く高橋。

   

真鍋:「懐かしいな、この感じ」
平沢:「まったくだ」

田中:「こいつらは引き付けておく。佐藤さんは行ってくれ」
佐藤:「ありがとう~田中くん」

佐藤が会長室への階段をゆっくり上る。

田中:「高橋、そこでサボってるやつらをリセットしてくれ」
高橋:「こっちも忙しいんだよ」

佐藤が会長室のドアの前に立った。

   

佐藤:「さあ、ラストステージだ」

   

佐藤:「永井くんじゃないか。しばらくだね」
佐藤:「こんな所で何してるんだい?」

   

 圭:「決まってるだろ。佐藤さん、あんたを止めに来たんだ」

 圭:「武器を捨ててください。さもないと会長を殺します」
佐藤:「へえ、研究所の時とは別人のようだが、私がその男の命を気にするとでも?」
 圭:「僕が会長を殺せば佐藤さんのゲームは破たんします。目の前で楽しみを奪われるなんて、あなたは耐えられないでしょ?」
佐藤:「ああ、私の性格はお見通しというわけか」

   

 圭:「あんたのせいで、僕の静かな生活はメチャクチャだ」

佐藤:「静かな生活? アハハ、そうだった。君は静かな生活がしたいんだったな」
佐藤:「でも、普通の暮らしに戻ったところで何がある?」

   

 圭:「もう一度だけ言う。武器を捨てろ」
佐藤:「そこにあるのは退屈な人生だけ。私はそんな毎日に興味はないし、まだまだ遊び足りないんだ」

   

佐藤:「それに、私はね永井くん。ゲームの邪魔をされるのが何よりも許せないんだよ」

   

 圭:「僕の人生を邪魔してるのはあんたの方だろ

   

佐藤:「あ~あ」
佐藤は武器を置いた。

   

 圭:「武器から離れて」
佐藤:「ん?で、君は何がしたいんだい。応援が来るまでの時間稼ぎかなあ。それとも私をリセットさせないためかな。今なら麻酔銃を撃つにはもってこいだしね」
 圭:「クッ、中野、やれ」

   

攻が麻酔銃を撃つ。同時に下村も。が、IMBに止められた。
佐藤:「やっぱり。悪くない作戦だったけど肝心の詰めが」

   

佐藤に麻酔銃が命中した。

   

圭IBM:「お手数おかけして、すみません」

   

佐藤:「ゲームに裏技は付き物...」

   

   

 攻:「や、やった」

   
 
下村:「ついに、あの佐藤を...」

   

 圭:「これで元の生活に...」
 攻:「ハハハ、やったぞ、消防士のおっさん~ん」

   

佐藤のIBMが麻酔銃を奪い攻と下村を撃った。

 圭:「意識がないのに何で幽霊が...」

   

   

佐藤のIBMは圭を攻撃。佐藤を銃で撃ってリセットした。復活した佐藤にIBMが銃を渡す。

   

 圭:「ど、どうして...」

   

佐藤:「何事も練習だよ。幽霊を自発的に動かせるのは君だけじゃない」
佐藤IBM:「れんしゅう、れんしゅう、れんしゅう...」
佐藤:「まだ自我の芽生えはいまいちだから、こっちで命令したほうが確実だけどね」

   

圭がIBMを呼ぶが動かない。

佐藤:「少しうぬぼれていたんじゃないか」
 圭:「何やってる、動け」
佐藤:「やれ」

   

佐藤のIBMが圭のIBMを倒した。圭は再びIBMを出そうとするが出ない。
佐藤:「どうやら幽霊の行動や発生原理は、亜人本体の精神状態で変化するようだね」

   

圭が部屋の外に転がされる。
真鍋:「永井」

   

田中:「永井?なんでてめえが」
佐藤:「どうやら永井くんにも友だちが増えたようだ」

   

高橋:「道理で特殊部隊に見えねえわけだ」
田中:「俺たちの邪魔しやがって」

   

 圭:「ほんと...どいつもこいつもバカばっかりだ。なんでわからない。佐藤さんは遊んでるだけだ。亜人の未来なんか少しも考えちゃいない」

   

   

平沢らが前に出て佐藤を麻酔銃で撃つが佐藤の手前で止まった。
平沢:「クッ、IBMか」

   

 圭:「逃げろ、早く」

   

佐藤:「フフフフ、幽霊が見えないんなら、お友だちは亜人じゃないようだね」
佐藤のIBMが攻撃。3人は次々倒れる。

   

佐藤:「どうだい。自分のせいで他人が死んでゆく気持ちは」
 圭:「やめろ、やめてくれ」
佐藤:「ダメだね。これは私の邪魔をした罰だ」
 圭:「幽霊、出ろ。頼む、頼む...出てくれ~」

   

平沢:「永井...もういい...」

   

   

佐藤:「永井くん、静かな暮らしがしたいのなら、その望みをかなえてあげよう。永遠に続く闇の中でね」

   

佐藤がナイフを振り上げる。そこにヘリが到着。増援が乗り込んで来た。

   

佐藤:「いやあ、残念」
佐藤たちは逃げ、圭は捕まった。

   

佐藤:「ニャハハハハ、ジェットコースターみたいだったね。いや、こういうのはフリーフォールっていったかな」

   

   

木村:「逃走経路は確保しました。そこから共同溝に出られます」

   

ゲン:「言われた通り、これも回収しといたよ」

   

田中:「ケッ、こんなもん作るために何回殺されたか」
田中が橋口会長を殴る。
会長:「わ、私は国のために働いただけだ。兵器開発は国防に必要な...」
田中:「ふざけんな。俺と同じ目にあってもそんなことが言えんのか」

   

佐藤:「まあまあ田中くん落ち着いて。彼にはまだ大事な役目がある」

   

佐藤:「EMPで電子ロックは解除できたけど、アナログキーまでは手に入らなくてね。大事なものだし、いつも身につけてるんだろ」

   

佐藤:「ああ、あった、あった」
佐藤は橋口会長を即射殺。

   

田中:「さ、佐藤さん、まだ何も証言が。それに亜人の市民権も...」
佐藤:「田中くん、権利とは誰かに与えられるものじゃない。権利とは自らの手で勝ち取るものだ」
佐藤:「確かJFKがそんなこと言ってたよ。いや、マーチン・ルーサー・キングだったかな。ハハ、どっちも違ったかな。まあいいか」

   

   

佐藤:「我々の本当の力を知らしめるのはこれからだ」

   

   

   

戸崎:「永井は、やつはどこだ」

   

   

曽我部:「対亜の件は残念ですが、永井圭と中野攻を捕獲しました。どうやら佐藤に協力していたようですし、これで委員会のメンツも少しは保てます」
戸崎:「ああ、そうだな」

   

曽我部:「これから会見の準備です。先輩も手伝ってくださいよ。委員会の一員なんですから」
戸崎:「わかってるよ」

   

   

   

戸崎:「行くぞ」

   

   

 攻:「ヒゲの、真鍋のおっさんたちは?」
 攻:「そんな...」

   

   

   

☆次回 「僕はやりませんよ」

【感想】
佐藤は強すぎだね。戦闘も凄い上にIBMが自立してるし。幽霊が本体をリセットしてくれちゃうんだもんね。倒せる気がしない。何かものすごいものも手に入れたようだし、どうなっちゃうんだろう。
平沢さんたち、カッコよくて好きだったけどな。残念です。原作では確か黒服は全滅していたから、アニオリでは平沢さんが死なないストーリーに期待したんだけど、ひとり助かっただけみたいで、もっと平沢さんを見たかったなと思った。
戸崎さん、初めて、おお、カッコイイと思った。行くぞ、のセリフにハイと返事しそうになったw まあ曽我部に麻酔銃を撃ったし、後戻りはできないね。思えば彼の人生も、かなりメチャクチャなことになっているけど、圭じゃないが静かに暮らせる日が来るんだろうかと少し心配。
さて、怖いものナシの佐藤をどう止めるのか。佐藤チームの仲間割れにちょっと期待しているんだけど無理かなあ。圭の精神的なダメージはかなりのようで、次回のサブタイは圭のセリフだろうし、なんとか立ち直ってほしいものです。


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Last updated  2016.12.04 21:33:27
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