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テーマ:DVD映画鑑賞(13963)
カテゴリ:映画☆観劇☆スポーツ観戦
全く予備知識なしで見たので、
知っている人が見たら「バカじゃん」て思う感想になっている。 1960年代、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、エフィ(ジェニファー・ハドソン)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)の三人がライブハウスのオーディションを受けに来る。 中古車ディーラー兼プロデューサーのカーティス(ジェイミー・フォックス)は彼女らに目をつけ、ジェームス(エディー・マーフィー)のバックコーラスに抜擢する。その後三人はスターへの道を登りはじめるが・・ 舞台はデトロイト。貧富の差が激しくアフリカ系の暴動が絶えない街で、それが背景になっており、主だった出演者のほとんどがアフリカ系。 彼らがのし上がっていくには汚い手を使わざるをえないということを、ジェイミー・フォックス演ずるカーティスが体現している。 カーティスは成功するにつれて、下積み時代からの仲間を切り捨てていく冷徹な男になり、この映画では主役ながら悪役なんだけど、よほどの聖人君子でもなければあの時代のあの状況ではそれも当然と思ってしまい、それほどワルい男には思えなかった。 最初は普通に始まったので、途中いきなりセリフが歌になった時は驚いた。 ミュージカルだったのね ブロードウェイ・ミュージカルが原作で、モデルはシュープリームス。 ビヨンセ演じるディーナはダイアナ・ロスがモデル。 これ一本でアカデミー助演女優賞をとったジェニファー・ハドソンの歌唱力はすごいわ。 役柄上、嘆きや復活を決意するような歌を歌うのでもの凄いド迫力。 たしかにうまいが、あの全身を振り絞って力をこめて歌いまくるのは、 正直言うと一曲でお腹いっぱい・・・ ビヨンセの歌い方のほうが好みだった。 主役でないエディー・マーフィーを見るのは初めてかもしれない。 脇役でいつもほどコメディーでなく破滅型の歌手だったが、哀愁ただよっていて、 こんな役もできるんだ、と思った。 あの時代のあの音楽を好きな人だったら“たまらない”と思う。 最近TVでちょくちょく見る「和製ビヨンセ」はこれを真似ていたのね。 な~んにも知らなかったので、目からウロコだった。 サウンドトラックは欲しいかも (2006年 アメリカ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.08 17:31:19
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