VFRも33年目を迎え、色々手を加えてきて
ただいま問題無く普通に乗ることが出来てる・・・・のはずが
なんとサーモスタットケースからエンジンへ向かう
クーラントホースから水漏れ!!
ぽたっ、ぽたっ・・・と極少量がたまに漏れるくらいなんですが
漏れ出るところがホースに封入されている補強材からで
しみ出てくる感じなんで、内面のどこかに穴が開いたんでしょうね。
ずいぶん前に高速走ったあとからなんで、そのときに内圧上がって
弱いところが終わったんでしょうか。
まぁここのホースはデッドストックをどうにか手に入れたんで
後日交換するのですが、その前に
もうず~~~~~っと前から色剥がれしていた
サーモスタットケースをリペアすることにしました。
ただ、今ついてるのを外してから塗装して・・・ってやると
またまた時間がかかって時間の都合もつけにくいんで
前に手に入れていた、中古のサーモスタットケースを塗装して
それを装着することにしたんです。
ま、なんだかんだ、中古パーツは役にたちますわ!!
さて、時間があるときにちまちま中古のサーモケースの色を剥がしていきます。
中古のも色が剥がれていたってことを考えると
ここは熱がかかるんで剥がれやすい、のか
もともと薄っぺらい塗装しかされてなかったんでしょうね。
真鍮ブラシで擦っていくと大半が剥がれます。
で、その後剥離剤で残りを落として
最後はペーパー掛けして表面を整えました。
それから脱脂して穴部分をマスキングしてから塗装です。
塗料は私のお気に入り、オキツモの耐熱塗料。
オキツモはディスクブレーキの塗装にも使ったこともあり
絶大な信頼をおいてます。会社でも使ってますしね。
ということでオキツモの耐熱塗料スプレーのつや有り黒を使用!!
塗装は薄く、回数を重ねて塗っていきます。
この2月の時期はまだ寒いんで、缶をぬるま湯(40℃くらい)で温めることが必要。
こうしないと綺麗な噴霧ができません。
この塗料、結構乾燥が早い。
この時期なんですが、ほんと乾燥しやすいんです。
薄く回数重ねて塗っていくと、ほんと濡れたような艶が出てきます。
均等に濡れたらそのまま2時間ほど放置。
普通はこれで固まれば塗装は終りなんですが
この耐熱塗料は、熱が加わらなければ本当の乾燥、固化が出来ません。
ということで、私は過去やったように
ストーブで熱を加えました。
オーブンなんかがあれば、それで焼けばいいんですが
ストーブがお気軽ですもんね。
使ってしまわなければいけない灯油がストーブに入っていたので
丁度タイミングも良かったので。
表裏まんべんなく、2時間くらいかけて
しかも近づけすぎず表面を加熱していきます。
で、焼き上がったものは
表面が金属のようにカッチカチ!でツヤツヤ!!
純正のエンジン塗装以上と言っても過言ではないですね。
ということで、とりあえず塗装は完成!
センサーやサーモスタットも新品購入したんで
それを組み込みます。
センサーのねじ込みにはシール材の使用を忘れずに!
こんなかんじで、サーモスタットのユニットのリフレッシュ完了!
今度暇をみつけて
VFRに組み付けます!!