ミュンヘンの交通機関
ミュンヘン市内の交通は、おもにMVVという会社が運営しています。それにドイチェバーンも乗り入れていて、S−Bahnを運行するほか、Ostbahnhof, HauptbahnhofなどからRegionalzug(長距離電車)など長距離路線を走る電車と接続されています。切符はDB、MVVとも共通です。このページでは、特にMVVの交通システムについて、説明してみます。また、MVGへ問い合わせる場合(ホットライン)は、0800-344-226600(月ー金の8:00-20:00)です。運賃◎子どもの乗車6歳未満は完全に無料です。6歳以上14歳以下の場合、全ゾーン共通で片道1,30 €、Tageskarteの場合2,80 €です。IsarCard(IsarCard60を除く)を持っている大人が自分の子どもか孫(6歳から14歳)を一緒に乗せる場合、平日の朝の9時以前を除き、最大3人まで無料で乗車させることができます。◎kurzstrecke ショート切符1.3€(Kurzstrecke)電車で2駅(バス・トラムは4駅)以内の片道切符です。◎一日券(Single-Tageskarte、Partner-Tageskarteなど)一日乗り降り自由の切符です。パートナー切符の方は全部で5人まで一枚のチケットでOKです。この際、子どもは6歳以上14歳以下の場合、2人で1人と数えます。もっと小さい子はそもそも無料です(6歳未満)。インナーor アウサーラウム(シングル5,80 €、パートナー10,60 €)と、XXL(シングル7,80 €、パートナー13,60 €)、Gesamtnetz(シングル11.2€、パートナー20.4€) などで金額が少し違うので、目的地のゾーンを見て購入します。空港への利用はGesamtnetzになります。バス、電車、トラム、すべて乗り降り自由です。旅行の場合は、このタイプのチケットが使いやすいでしょう。 ◎IsarCard定期券です。月曜日から日曜日まで有効の1週間定期と、月初日から末日まで有効の1ヶ月定期があります。どちらも利用できるリング範囲内によって金額が異なります。最低リングは2リング(一週間13,20€、1ヶ月48,10€)からです。定期の場合も、リング内であれば電車・バス・トラムすべて乗り降り自由です。ちなみに1ヶ月定期にはIsarCard9Uhrもあります。これは51,50 €で、アウサーラウムまで1ヶ月乗り放題、ただし平日の6時から9時の時間帯だけは乗車不可というものです。ラッシュアワーに電車に乗る必要がない人の場合、とてもお得ですね。1年間契約で10ヶ月の運賃を払えば1年間乗車可能!というIsarCardAboもありますが、私は使ったことがありません。◎電車への自転車の乗車平日の朝6時から9時まで、学校休日と祝日を除く平日の16時から18時の間は自転車の持ち込みは不可です。(12インチまでの子供用自転車は可)。自転車を持ち込む場合、自分の乗車券に加えて2,50 €の自転車用Tageskarteを購入します(Uバーン、Sバーン有効)。「20インチまでの子ども用自転車は例外規則があてはまる」とパンフレットに書かれていましたので、子供用自転車の運賃については問い合わせたほうがいいかもしれません。12インチまでの子供用自転車、ベビーカなどは、そもそも無料で持ち込みできます。◎犬の乗車MVGのパンフレットでは、最初の一匹までは電車への持ち込みは無料ということです。かごや鞄などに入っていない犬の場合(自分で歩いている犬の場合)、1匹あたり1人の子ども料金として運賃を計算します。攻撃的な犬の場合、口輪をしてつなぐことが義務づけられます。問い合わせ:0800-344-226600(月ー金の8:00-20:00)◎検閲駅での改札はありませんが、ときたま検閲官が切符をのチェックにやってきます。不正乗車の場合、氏名や住所が記録され、罰金をとられます。ご注意!◎時刻表、路線図などマリエンプラッツのカスタマーセンター(ガラス張りの部屋)で無料で配布しています。自分がほしい路線を選び、自由に持って帰ります。ソース:MVG - U-Bahn, Bus und Tram für Münchenそのほか、MVVからダウンロードもできます。また、MVVのトップページで行きたい場所の住所と、乗車場所を入力すると、最適な路線などを示してくれます。【検索画面】ソース:MVG - U-Bahn, Bus und Tram für München