美味しい生活
ドイツ生活の中でも私が楽しんでいるのはデザート作りだ。日本と比べると乳製品や果物の価格が安いし、しかも美味。一番よく作るのが、1箱1ユーロくらいのタルト台を買ってきて、中に生クリームを泡立てて絞りだし、上に果物を飾るだけという単純なもの。REWEでは牛乳で作るインスタントカスタードクリームも売っていて(Paradies Creme, 1袋70セント程度)、このクリームとイチゴを合わせると、相当プロっぽい味になる。ガスも使わないデザートなので、小学生の娘に作ってもらうことも多い。バターケーキとかマフィンも、バターや卵の値段が安いし手軽なので、毎週のように何か作っている気がする。ちなみに、ドイツでは生クリームは250ccで70セント前後、バターも1箱1ユーロ以下だ。日本では考えられない値段だと思う。我が家は日本ではマーガリンを買っていたが、ドイツに来てバターがすっかり普通になってしまった。トーストには必ずバターをたっぷり塗って食べるので、1週間もかからないで1箱を食べきってしまう。果物については、うちの近所では、イチゴが250gで1.5ユーロ前後で、バナナは100g1.2ユーロ前後。メロンが一玉3ユーロくらい。日本のイチゴより大味でそのまま食べるとがっかりするが、クリームに合わせるとおいしい。また、最近出回っているのがサクランボで、うちの子の大好物だ。100g2.5ユーロくらいの量り売りでやや高いが、甘みが強くて味もしっかりしている。サクランボについては、個人的に、日本で購入するものよりドイツで購入するもの方が絶対おいしいと思う。まだまだ気温も10度くらいで寒い日が続いているが、出店のサクランボは春の味だなーと思う。