Googleで間違い英語を探す(不可算名詞編)
不可算名詞に関する間違い英語をgoogleを使って探してみた。まずは、有名な I eat a beef. (私は牛一頭を全部食べます・・・)A:B:Aの表現を使っている人も結構多いことがわかる。肉に関する表現の間違いは、ピーターセンさんの著書「日本人の英語」で「日本人が間違いやすい表現」として取り上げられている。肉は大きくても小さくても不加算である。次は少しややこしい。私の「忙しいスケジュールのせいで」というときのスケジュールは、schedules(複数形)それともschedule(単数形)なのだろうか?A:B:人間一人のいろいろな予定をひとくくりにまとめたものがscheduleである。複数の人間のスケジュールの場合はschedulesとなる。よって、「私のスケジュール」の場合、単数形でよい。英語では肉やパン、水、飲み物、毛、粉、お金、気体、穀物、時、砂、土、紙、布、木材などそれ自体に形がないか、あるいは多すぎて数えられないものは「量」としてとらえる。喜び(pleasure)、忠告(advice)、驚き(surprise)、信頼(trust)などの抽象名詞も「量」で考える。(不可算名詞である)紛らわしいものでは、homework(宿題)、information(情報)、intelligence(知能)、 knowledge(知識)、furniture(家具)、なども不可算名詞。ちなみに、物質が複数集まって「不加算」となるものは、baggage(鞄)、 clothing(衣類), furniture(家具), hardware(ハードウェア), luggage(鞄), equipment(機器), mail(メール), news(ニュース)software(ソフトウェア)などがある。これらの名詞では何個あっても単数形で表し、a piece of ...などのようにして数を表す。また、集合名詞としては、他にはarmy、audience、board、cabinet、class、committee、company、corporation、council、department、faculty、family、firm、group、jury、majority、minority、navy、public、school、senate、society、team、troupeなどが知られている。1人以上の構成員で構成されるが、そこに何人いても合わせて「一つ」として考える。(参考)不加算名詞の量は、some、any, much, a lot of, little etc.で表すか、a cup of , 50g of, three pieces of など、ofによって修飾することで、容器 や重さ、個数などを用いて表すことができる。