カテゴリ:本
荻原浩 著:★★★★☆
「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス(裏表紙より) 私にはちょっと読みにくい文章でした。 周りの描写などがムダに多い気がして。 でも、ストーリー的には面白かったです。 噂ってコワいな~とつくづく思いました。 特に悪い方の噂ってあっという間に広まっていく。 それも元の話に色々な尾ひれが付いて。 私が小学生だった頃に流行った「口裂け女」も噂が日本全国に広まったものだと思うんだけど、 同級生の中には 「この前、お姉ちゃんの友達が学校の帰りに○○の交差点の所に赤いコートを着たマスクをした女の人が居て、話しかけられそうになったからダッシュで逃げた~」 なんてことを言う子がいて、真剣に信じてビビッていた自分を思い出しました。 あの頃は、ピュアだったなぁ~。 特に今のご時世はインターネットという誰でも手軽に世界に向かって情報発信できる術があるので気をつけないと。 本文のラスト一行「あらら・・・」と思っちゃいますよ。きっと。 (←クリックよろしくお願いします) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.29 14:29:54
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