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あまぐり日記

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あ.まぐり

あ.まぐり

2015.02.17
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カテゴリ:
宮部みゆき 著:★★★★☆

クリスマスの朝、一人の男子生徒が中学校校の屋上から転落して死亡しているのが見つかります。
その生徒の名前は柏木卓也。その遺体の第一発見者は、彼のクラスメイトの野田健一。
当初、柏木君は自殺と思われていました。が、ある告発文により、殺害されたのではという方向へ。
真相は、自殺なのか他殺なのか・・・それら全てを明らかにする為に学校内裁判が開かれることになる。

このお話は、

第一部:事件
第二部:決意
第三部:法廷

の三部から構成されています。

そして、一部ずつが異常に長い。大変でした。

第一部は、柏木君が発見される。自殺か他殺か捜査を行って行くうちに自殺の線が高いという結論に至る。とほぼ同時に殺害現場を目撃したという告発文が関係者に届く。その告発文により、中学校全体が混乱に陥って行く。そんな中、二人目の死亡者が出る。というような事件の詳細が描かれています。


第二部では、転落死亡事故は校長や担任の先生が辞任という形で真実があやふやなまま終息してしまいます。そのままではダメだということで転落死した柏木卓也の元クラスメイトである藤野涼子が発起人となり「学校内裁判」を起こすことを決意。被告人、判事、弁護人、検事、陪審員など生徒たちだけで構成し、この事件の真相を探るべく行動を起こしはじめます。


第三部では、実際に行われた「学校内裁判」の模様が描かれています。そして、柏木卓也の死の真相が明らかになります。

正直な感想をいうと、実際、中学生にこれだけの能力があるの?という疑問が。
設定を高校生にしたら良かったんじゃないかなぁ~と思いました。

でも、内容は面白いです。考えさせられます。
死とは、生きるとは、どういうことかと言うことを。

自分には、柏木君の考え方が理解できないので共感しきれない点が多かったけれど、きっと、そういう風に悩みながら生きている人はたくさんいるのでは無いのかな。


ソロモンの偽証(第1部)


ソロモンの偽証(第2部)


ソロモンの偽証 (第3部)


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Last updated  2015.02.17 09:20:06
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