テーマ:カナダ de ~(1385)
カテゴリ:カナダ
もちろん今日も手作りブレックファースト! 美味しいなぁ。 8時15分にホテルを出て、スカイトレインで22ストリート駅へ行く。 ここから#410のバスで終点のスティーブストンに向かうのだ。 バスでたっぷり1時間かかるが、DAY PASS(8ドル)の範囲内。ホントに交通費は安いなぁ。 22ストリート駅では、びっくり!長蛇の列だ。みんなどこ行くの? 日曜だもんなぁ。なんとか座れてよかった。 9時半、終点のスティーブストンに到着。運転手に港の場所を聞く。バスを降りて徒歩3分ほどだ。 スティーブストンはフィッシャーマンズワーフで有名な鄙びた漁村である。現在はリゾート化が進み、高級コンドミニアムが立ち並んでいる。 週末には港に停泊しているボートで獲れたての魚を販売している。 そして、ここは100年以上の昔は、日本人村だった。和歌山県三尾村の人々がサケ漁をし、缶詰工場で働いていた。 その歴史の痕跡を探す旅・・・。 さすが漁村! 海は汚くてちょっとどぶの臭い・・・!しかし観光客らしき人は多い。 ここは、ホェールウォッチングの出発地でもあるのだ。観光ボートらしき船もある。 今日は日曜日。港では魚を販売するボートが6~7艘あった。1艘のボートが賑わっている。覗いてみるとピチピチのひらめを販売している。 客も店主(漁師?)も中国人だ。中国語が飛び交う。 もう1艘の賑わっているボート。これはっ、甘えびだ~!! 10ドルでスーパーの袋いっぱいだよ~。安いっ! 欲しいが腐る・・・。泣く泣くあきらめる・・・。 販売している人たちに日本人はいなかった。お客もほとんどが中国人だ。 しかし、どこに行けばいいのか??? ジョギングを楽しんでいる人々がいる。地元の人だろう。休憩中の女性に尋ねる。 「スミマセン、コノヘンニ ハクブツカンハ ナイデスカ?」 「アナタハ ニホンジン ナノ?」 「ハイ、ニホンジン デス。」 博物館を訪ねたねえさんに、国籍を確認する彼女。何か思うところがあったのだろう。 「ワタシハ サンセイ ナノ。 ココガ イミンノマチッテ シッテルノ?」 「ハイ。ダカラ ココニ キタノデス。」 こうして彼女からいろいろと説明を受けることになる。しかし移民の話、旅行英会話程度の英語力ではついていけない。 なんとか、 「缶詰工場が博物館になっていて、当時の写真を展示していること。」 「村の中にも小さな小さな博物館があること。」 「移民100周年記念で和歌山県人会が造った日本庭園があること。」 「記念碑があること。」 「村上さんの家が保存されていること。」 これだけはわかり、場所もわかった。 三世である彼女、ねえさんよりもかなり年上だ。もちろん日本語も喋れないし、日本人には見えない。 歴史の移り変わりを感じる瞬間だ。 ★今回の旅の目的はこの村でした。ボチッとよろしく!(ブログランキング ブログ村) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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