|
カテゴリ:シックスセンス
夜中に書くのは、少し躊躇われますので・・・
というか怖いので嫌だったのですが・・(嘘ではなく、集まってくるからです) 引っ張るなという、悲しいメールが着たので・・・ 母の件だけ今から書きます。 母は長い闘病でしたが、とりわけ、亡くなる数ヶ月はとても苦しみました。 病院に泊り込みの日が多く、そういう日には、殆ど毎夜、病院で亡くなった方達が現れましたが、このお話は今、書けません。 母に買ってあげたヌイグルミの事をいつだったか、書いたと思います。 病人は何かを抱いていると安心するらしいのですが、母も、苦しくなると、ぎゅっと抱きしめていました。 棺の中に入れようと思いましたが、何故か傍に置いておきたくて残しました。 ご存知のように、父と母は、当時、同じ病院に、入院していて父は日に何度も車椅子を自走して、母の元に通いました。 亡くなるのが数日後と感じたのでしょう、父は三日前からプツリと来なくなりました。 行こうと言っても、別れは済んでいる・・・と言って・・ そして、今も、父は母の死を受け入れられないでいます。真実は心の奥底にしまい込んで、大学病院に入院中と思い込んでいます。 父は、今の施設に入所してからも、長い間、不穏状態が続き、私も施設から帰宅するや、母のヌイグルミを抱きしめて、お母さん~!と子供のように泣きじゃくる日々でした。 父の居室に、母の写真を飾った時の事も日記に書きました。 そして、数日後、ヌイグルミを持って父の枕元に置いた事も。 子供じゃあるまいし!と、怒るかと心配でしたが、意外にも、父は、それを毎日、横に置いて寝ています。 そのころから、父の不穏がピタリとおさまり、穏やかになりました。薬でも、私でもなく、母が傍にいるんだ・・と自然にそう、解釈しました。 何故って、あのこが居なくなってから、家に母の気配を感じなくなったから・・・ 私には寂しかったけれど・・・ メグが死にかけた、あの日も、バックミラーに一瞬、母が映って戻りなさいという声が聞こえたからでした。 そして、私の代わりに妹が父の元に行った日・・部屋に荷物を置きに入ったら、ベッドに母が寝ていたそうです・・・ほんの一瞬・・瞬きをしたら、母が見えた所にヌイグルミがあった・・一緒に居ると知らせたかったのかな・・ お母さん、ちゃんとお父さんの傍にいるんだね・・と言って帰って来ました。 怖い話ではありません。むしろ、嬉しい話です。 受け入れがたい怖い事も、、悲しい事も・・私が、そして妹が、体験した事は一冊の本になるくらい沢山あります・・ 若い頃は、ただ怖かったけれど、今は可哀想に思える事の方が多いのは、殆どが、何事かをして欲しがっているから現れるのが解ったから・・・ 映画のシックスセンスは、現実です。 運転していて、前を走っている車に、血まみれの人が張り付いているのが見えたら、受け入れられますか? その人は、その車で、事故死しているのです・・・ ★人気blogランキングへ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[シックスセンス] カテゴリの最新記事
|
|