山の日の富士山。
今年から「山の日」が制定されました。せっかくですから、富士山に御来光を拝みに行ってきました。
一日で頂上まで行く弾丸登頂はやらないように指導されていますので、山小屋を予約して余裕を持って行きました。
五号目で、高度に体を慣らすために一時間程度準備に時間を取ります。
世界文化遺産になってからは初めて来たのですが、吉田口五号目は今までに見たことも無い混みようです。
とにかく外国人が目立ちます。
アメリカ人やヨーロッパ系の人はもちろんのこと、韓国から来ている人がとても多い。登山者の2割くらいは居そうです。中国台湾系の人も多そうです。
驚いたことには、お土産の包装紙が最初から韓国語や中国語になっているものがありました。
外国人の放しはさておき、正午から登り始めて本八号目を目指します。
温暖化のせいか暑い。
ひたすら登り続けて5時前に着いてしまいました。すぐに夕御飯を食べて寝袋に案内されます。
まだ外は明るい。とても眠れませんが寝ている人もいるので静かにしてます。やがて窓の外から赤い光が射し込んで来たので夕日を見に外へ。
雲が不思議な形になっていました。
頂上まで二時間の距離でしたが、団体さんが多く渋滞が心配でしたので、2時に出発しました。
やっぱり大渋滞。山道が広い所は自分のペースで進めるのですが、狭いところは完全に詰まってます。
結局着いたのが4時15分。途中道の広い所でだいぶ急いで、なんとか空が暗いうちに着くことができました。
山の日に御来光を見れたのは感無量。大変だったけど、良かったです。
勢いあまってお鉢回りもしてきました。今年は万年雪をほとんど見なかった。やはりここでも温暖化の影響でしょうか。心配です。
西側に見えた富士山の影が素敵でした。
行きも帰りもとてもつらいので、「もう二度と来ない」と思うのですが、頂上で見た御来光の感動を思うと、また行きたくなります。
ついでながら、先週は世界文化遺産の富士山に含まれる「三保松原」にも行ってきました。こちらは曇っていて富士山は見えませんでしたが、とても美しい海が良かったです。