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というわけで前半の愛媛は、栃木のシンプルな放り込みPA内で跳ね返し、自らが攻めるときも、フワっとした縦パスを中心に組み立てていました。
空中戦では愛媛FCが優位だってことで、栃木SCとしては、否が応でも地上戦に持ち込まないことにはしょうがない。 ただ、キックオフからしばらく、栃木の選手は、なかなか球に足つかなかった。単純に足がボールにミートしていないのですね。 しかも菊岡選手や高木選手といった、本来ならば足下の技術に秀でたテクニシャンであるはずの選手が、繰り返し当たり損ねていた。 無論アイデアや判断力、狙いといった部分は素晴らしいですし、ジャストミートしなくてもパスが届くことも多いのですが、それにしても、当たらない。 それで、しばらくしてから思ったのですが、栃木って、この2人に限らず、ワンタッチ、ツータッチのプレーが多いんですね。一回しっかりと足下に収めることよりも、少ないタッチ数でシンプルに繋げていくことを重視する。 そうなると、必然的に、「ボールにキッチリ当てる」という部分は、優先順位として疎かになるのも仕方ないのかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.08.27 20:01:55
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