Update
プールから帰って来て、今夜楽しみにしていたのが、
ポールソンの米上院銀行住宅都市委員会の公聴会、
あの5.3兆ドルの決定権限の見解を聞きたかったのだがーー、
ところが、延期になったと、
又、逃げられた、
彼の議会証言逃れは結構ある、前回はHF規制についての証言のとき、中国へ行ってしまった、
逆に、マスマス怪しくなってきたわけで、引き続きウォッチ、
さてNY、
これまで1万1000ドルが抵抗線だったのだが、
コレが崩れたことで、新境地に入ったのでは、
今後は投資家の投げが本格化すれば、一気に抜けてくるのではないだろうかーー、
こちら、今回のフォロー用の1929年-1933年のチャート、
利下げとの絡みで表わしているが、利下げが株安を助長しているのがわかる、(利下げしても、金が市中に出回らないで銀行の不良債権処理の手段と化してしまうということ、)
図では6%から利下げが始まる、下げ期間は3年、
そして、スタート赤丸部の1929年を拡大するとこんな感じ、
http://happy.ap.teacup.com/kabusikitousi/img/1177426776.png
一旦下げが始まると、2週間くらいはリバウンドしつつ結構きつい下げになる、
1987のブラックマンデーのもあるが、規模からすると3-4年続く1929型を予想しているのだがーー、
ちなみに、DJはピークから一年が過ぎているので、1930年を見なければいけないかも知れない、ソーなると、一旦下げが始まると間を置かず下げが進むことになる、(1929/11/13が2008/3/17とかぶってしまうのだが、)
(参考)
ECBの利上げ、1930年のこととか 、
ブラックな月曜日(1987チャート)、
ところで、今回の500$下げのきっかけを作ったリーマンだが、
チョっと自分なりに気になっていたことがあった、
そしてさっきネットでコレを見かけ、
自分の杞憂があたっているのかもと、
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リーマン・ブラザーズ証券(インターンシップ)の日記
9月15日13時6分 クリスさん
残念ながら、ほぼ倒産確定ですね。
内定もらっている方かわいそうですね。
Re: リーマン・ブラザーズ証券(インターンシップ)の日記
9月15日23時33分 通りすがりさん
>クリスさん
2009内定者は、もぉー今年の5月あたりに手切れ金200万で内定取り消しになってますよー、
全員かどうかはわからないけど・・・
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(本文はすでに削除されている)
もちろん憶測なので事実はわからない、
要は破綻は既定事項だった可能性がなきにしもあらずということ、
でも、よくよく考えるとこの破綻で損を被るのは誰?
株主、債権者、(アト社員)であり、少なくとも経営者ではない、
(彼は、退職金もらってサヨナラか、)
コレで思い出したのが、FDIC管轄で逝った最近の破綻銀行、
なんか計画倒産と見まがうほどの破綻の仕方をしている、
カントリーワイド直轄のIndyMacなどその典型だろう、
そして、昨日のBlogでもあったが、
GSの金曜日の先物出来高(ダントツのー4413枚)や、GSのリーマン株推奨履歴を見ると、一癖も二癖もありそうだ、
破綻や倒産は決して偶然ではないだろう、
あのFDICの通知が金曜日に届くのも計画されているからに他ならない、
断定はしないが、ソー言う目で見ることも必要かと、
さっき見た、リーマンの社員の写真を一枚紹介、
昨日まではディーラー、 今日からはダンボーラーとなった彼だが、すごく凛々(リリ)しい、 まさに凛ーマン、
会うは別れの始め、別れは会うの始め、
"前途洋々"と言う言葉が彼には似合う、
気のせいかな、うれしそうに見えるのだが、
追記)
Bloombergから、
JPモルガン:破たん後のリーマンに1380億ドルを供与
September 16, 2008 20:19 EDT
米銀JPMが今週、破たんした米証券リーマンのブローカーディーラー部門に対し、取引決済と金融市場の安定化を目的に計1380億ドル(約14兆6300億円)を供与していたことが、リーマンが破産裁判所に提出した資料で分かった。
同資金は前払いの性格を持ち、米金融当局が保証していた。同資料によると、リーマンが15日未明に連邦破産法11条に基づく会社更 生手続きの適用を申請後、同日に870億ドルが供与された。JPモルガンは16 日にも510億ドルを提供したという。これら資金の使途は、リーマンの顧客や 決済関連会社との取引決済向けだった。
リーマンは提出資料で、JPモルガンからの資金は「金融市場の混乱を回避 するために」必要だったとしている。
リーマンによると、870億ドルは15日夜にニューヨーク連銀が返済。JPモルガンによれば、残る510億ドルも返済され、両日ともに差し引きゼロとなった。
ポールソンはリーマンには資金供給は一切しないと言っていたが、結局JPMを介して迂回融資をしていた、 JPMに返済したのはリーマンではなくFED、 結局、破綻したので焦げ付きか?
Nakedcapも$138 Billion Post-Bankruptcy JP Morgan Advance to Lehman; At Least $87 B Repaid by Fed - Sep 16, 2008でフォローしている、
アト今回の株式担保のAIG融資850億ドル、
FEDの性格をなし崩しにしている、
コレで税金をどこへでも投入できるスキームができた、
FRBは今や銀行のみならず、市場をもコントロールする、
但し、お金があるうちだけだけど、
FRBの財布の中身は、今や産廃証券の吹き溜まり、
ココに今回新しいゴミの仲間が入った、名は株式、
担保が株式にしろ、MBSにしろ、返済が滞ったときが最後、
すでにリーマン分は返って来ない、
次に逝くのは大手銀行よりFRBが先なんじゃねーの、