信長はイエズス会の手下だったのでは?
正月は、なぜだか歴史モノのドラマが多く、そのドラマをみるうちに、信長は、イエズス会の植民地政策の工作員なのではないか?と思ったのである。 小泉政権は、イメージ戦略として、かつての信長政権を標榜していたが、その時代を生きてみて、実感として、背後に、米国共和党のエスタブリッシュ、狂信的なプロテスタントのイデオロギーを感じざるをえなかったからである。 残念ながら、小泉政権に、明智光秀は現れなかったが、ともかくも任期が切れた御蔭で、本格的な米国植民地政策は回避されたが、今度は、行き過ぎた本家の米国共和党政権が、目覚めつつある米国民により、風前の灯火のなかにある。 かつて冷戦時代のソ連共産党のイデオロギーを批判しておきながら、まるで伝染したかのような、狂信的なプロテスタンティズムともいうべきイデオロギーを産んだブッシュ政権は、まるで政治の悪性腫瘍のような存在であったともいえるだろう。 かつての独裁主義は、伝染して、いまは世界的に地域格差化しているといえるだろう。 それは、イエズス会的な顕教からはじまり、ローマ帝国、ローマ法王会、イギリス王室、ロシア革命、ロシア共産党、ヒトラー政権、ソ連共産党、中国共産党、米国共和党政権と、なんらかのイデオロギーを金科玉条にした、植民地支配の土地所有領土拡張政策が続いているといえる。 現代では、民主主義の名を元に、物質主義の所有拡張政策は続いているのである。 かつては、信者獲得の現世利益主義が、領土になり、いまでは総資産強奪主義になっているのである。 つまりは、このようなイデオロギーは、人間のエゴからくる欲望の連帯保証機関とでもいえるものだろう。 話が信長から逸れてしまったが、神秘学では、歴史というものは、包括的に捉える必要があるといわれている。なぜならば、本人にも意識されていない、霊的な意志が働いているからである。無意識の内に、本人に作用するものがあるのである。従って、人間は、常に意識的に、論理的に行動するわけでなく、多くは、本人も矛盾のうちに行動してしまうこともあるのである。 ほとんどの行動は本人の意志に反して衝動から生まれるといえる。 信長が本能寺で家臣明智光秀により暗殺されたのは、信長が朝廷の脅威でもあっただろうが、何より、信長は、イエズス会の布教のみを認めた点にあり、他宗教を、根こそぎ弾圧していることから、恐らく安土城を、アジア植民地政策の中心点としたのであろう。 光秀により、信長の魂胆が露見し、朝廷にとって、最も危険人物となったので、その責任をとって、謀反に至ったのだろう。 信長自体は、イエズス会の戦略に乗らされていることを知ってか、知らずか、それはわからないが、家督と早々と信忠に譲っているところをみたら、イエズス会をなかば利用して、逃げようと画策したのかもしれない。 去年はそのような噛ませ犬のような連中が沢山出てきた、正に戌年だったが、今年は猪で、猪突猛進なので、とてつもない出来事が起こりそうな雰囲気である。