「ライク・ア・ヴァージン」で封印したつもりの【
マドンナ】でしたが、【
アバ】の「ギミー・ギミー・ギミー」をサンプリングした話題曲「HUNG UP」を聴いて、
あまりにもキャッチーなダンス・チューンに気に入ってしまい、アルバムも買いました。
この曲だけでも、何度もリピートして聴いています。もう50回近く聴いています。(笑)
それにしても凄いナー。もういい歳だと思うけどピンクのレオタードにハイレグ!(死語ですか?)、アルバムカバーをめくっていくとお尻を突き出して股間を強調したワンワンスタイルのマドンナの姿が………もう何処からでもいらっしゃいという感じです。思わず〔よろしいでしょうか?〕と言いたくなってしまいます。(笑)
「ライク・ア・ヴァージン」の頃のマドンナは使用前、使用中という感じでしたが、今は完全な使用後だとは思うけど、体の線にしても色気にしてもおばさん臭さは感じません。
伊豆や箱根の温泉街の一次会で大いに盛り上がって、ほろ酔い加減でストリップ劇場に参入したら、ストリップダンサーが40過ぎの現役のオバ様だった。それも飛びきりテクニシャンで上手(一緒)でエンターテイナーなダンサーだった。そんな感じです。(笑)
参りました、降参です、マドンナ様。
全曲クラブで踊ることを目的にしたようなキラーダンスチューン12曲。
「HUNG UP」
クロック音のイントロがスリル満点、着火前の興奮を覚える。「ギミー・ギミー・ギミー」のサンプリング音がMINからMAXへと変化していく。見事なアレンジです、ドキドキします。
「SORRY」
マドンナが〔ごめんなさい〕と日本語・スペイン語・イタリア語で謝っている曲。ダンスビートでありながらメロディーは、悲しげに聞こえる。
「FUTURE LOVERS」
大胆で分厚いシンセベースが圧巻なトラック。宇宙的な拡がりを感じます。
「I LOVE NEW YORK」
この曲も大好きです。現在マドンナはロンドンに住んでいるそうですが、“パリもロンドンもいらない、私はニューヨークを愛している”と高らかにニューヨークを賛歌している曲です。
「LET IT WILL BE」
「I LOVE NEW YORK」からの流れが最高調、エンジン全開で跳ね上がるビートとストリングスとの張り合いが興奮を誘います。
「FORBIDDEN LOVE」
ボコーダーの使用や浮遊感漂う曲調、シンセはテクノ調でダンスビートは控えめです。
「HOW HIGH」
テクノと言うよりはハウスぽいエレクトロニックとシンセベースのビートが心地よい。
「THE BINDING OF ISAAC」
これは異色作、中近東風メロディ。
「LIKE IT OR NOT」
ラストのこの曲は、アコースティック・ギターがメインの美しいバラード。リズムは小気味が良くてアルバムの閉めとしては、疲労度も残らず余韻に浸れるという意味においては最適です。
文句の付けようがない12曲です。
家でおとなしく聴くよりも、クラブで踊りながら聴くのが最適かとは思います。ビデオクリップはまだ見ていないので、早く見てみたい。マドンナの現役振りをシカと確認しておかなければ……
それから
レオタードも着てみたいしね。。。。。。。。
私もがんばろう。(笑)
このアルバムをチェックしてみる?<2005/11/16>
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