《インターネット上の地図から現地の写真を見ることができる米グーグル社の無料サービス「ストリートビュー(SV)」で通行人などが無断で公開され、プライバシー侵害の懸念が広がっている問題。関西でも住民らから苦情が相次ぎ、大阪府などは悪用の恐れがあるとして実態把握に乗り出した。一方、SVの登場を新たなビジネスチャンスとみる企業もあり、サービスの妥当性をめぐる議論が続いている。》~産経新聞より~
数日前にGoogleマップの
ストリートビューの機能が、プライバシー侵害の懸念があり、
社会的問題になっているという新聞記事を読みました。
以前
Google Earthの記事を書いた時に、自宅等が鮮明に見られてしまったら恐いね。みたいな記事を書いたのですが……。
実際に見てみましたが、地図ソフトがここまで進んでいたとは知らなかった。Google Earthは衛星画像だったけど、Googleマップのストリートビューは車に搭載したカメラが画像を拾いまくる方法なんでしょうか?ともかく至近距離からの映像で鮮明に写っているのに驚きました。
自宅を住所から検索して見てみましたが、まる見えです。私の部屋の窓も映っていたし、干していたベランダの布団も映っていました。(苦笑)
でも仕事などで行ったことのない現場へ向かう時の確認に便利だし、近隣の駐車場探しにも使えそうです。
《「一人暮らしの祖母の家が丸見えだ。犯罪に悪用されないか」。SVのサービス開始後、大阪市消費者センターには市民からの問い合わせが数件寄せられた。神戸市広聴課には「自宅の表札が読み取れる」との声があったほか、京都市市民生活センターでも似た意見が寄せられている。》~産経新聞より~
便利な機能は悪用する人にとっても便利。空き巣などの泥棒さん達の下見に、現地確認せずに家のPCを見れば済んでしまうし、ストーカーさん達にもありがたいのかもしれない。
まだ会ったことのないネット友達のあの人はどんな所に住んでいるのだろう。という興味はあるし、実際見てみると、さらに親近感が湧いてきたりもするかもしれないです。(笑)
【用語解説】ストリートビュー
ネット検索最大手、米グーグル社の地図検索サービス「グーグルマップ」の付加機能。昨年5月に米国でサービスを始め、日本では今年8月5日から東京や大阪、京都、神戸など12都市を対象に開始した。地図の道路をクリックすると、その道路を車で通行しながら撮影したとみられる高さ2・5メートルからの360度パノラマ写真を無料で見ることができる。以前から官公庁など法人向けに同様のサービスを提供していた日本企業もある。