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鹿児島で中学生4人が防空壕あとと見られる洞窟で死亡したというニュースを目にした。痛ましい事故だが,私が問題にするのは例によって本筋ではなく末節である。
朝日新聞では「駆けつけた救急隊員は、洞窟から立ち上る白い煙を見て酸素マスクを着けた。」としている。・・・え?救急隊員が酸素マスク?google で関連情報を検索したところ,日本経済新聞が「消防隊員も酸素マスクを着けて救助した。」と書いている他は「消防隊員が救助した」という表記にとどまるニュースサイトが多い。 そう,通常救急隊員は酸素マスク(面体)を装着することはないし,救急車に患者用の酸素マスクはあっても隊員用のそれはない。また,今回のような危険な場所には救急隊員は進入せず,消防隊の一部である救助隊が進入するのが常である。だから私は朝日新聞の「救急隊員が酸素マスク」という表記に違和感を感じて調べたのだが,確証は得られなかった。テレビニュースでは確かに救助隊員らしきオレンジの制服を着ていた隊員が映ってはいたが,その人が助けたところが映っていたわけではない。大体オレンジの制服ならはしご隊員も着るので本当にレスキュー隊員なのかも分からない。 一応,傍証とそれなりの反証を用意したので,各自でご判断ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.04.10 09:08:43
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