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　訓練三日目。今日のメニューはレク大会。
　全身の筋肉を使う綱引き，素早い動きで左右に動きボールをよけるドッジボール。そして短距離ながらダッシュする借り物競走。

　ええ，もう疲れましたよ。ドッジボールなんか，結局コートに一人残ってしまい四面楚歌状態。借り物競走では，実は職員では二番目に足が速いことが判明。ああ，これは単純に年齢の所為かも。

　で，実はドッジボールでアクシデントが。

　私，基本的に球技がダメです。全然出来ません。ボールを取ることも，投げることも出来ません。ボールがどういう動きをするのか，予測できません。弾道計算処理が出来ないのでしょう，フライも捕れません。
　そんなわけで，ドッジボールも苦手です。逃げまくり，いつの間にかコート内の味方は私一人。ボールを取ることが出来ないので，時間いっぱいまで逃げまくるか，サッサと当たって死んでしまうか，選択肢は二つしかありません。一方，担当班の研修員が見守る中で手を抜くわけにも行かず，結局逃げまどう私。
　まぁ，敵チームの研修員も私を狙うのは苦しいらしく，その役目を外野にいる別教官に任せました。まぁ，仕方ないですよね，という暗黙の了解の後，その教官が球を投げます。

　先ほども申しましたとおり，私はボールがどういう動きをするか，良く分かっていません。当然，来るボールに合わせた捕り方なんか判断できません。先輩教官が投げたボールは一直線に私に向かってきます。適切な判断が出来ない私は「抱え込む」ようにキャッチするのではなく，手で受けようとしてしまったのです。

　ボールは左の親指に直撃，瞬間「パキッ」という音と共に第二関節があらぬ方向を向いています。「ヤバッ，脱臼か！？」0.3秒ぐらいで判断した私はすぐさま徒手整復，指を元の形に戻します。
　えーと，動くかな？一応全方向に動きます。屈曲も出来るので腱は切れていないようです。骨の位置を確かめます。脱臼は整復されたようです。骨を掴みながら動かします。痛みはそれほどでもないので，骨折はしていないようです。
　相手の教官は恐縮しきりですが，明らかに私の捕り方が悪いので，心配しないように伝えましたが・・・痛いです。
　午後にはそれなりに腫れてきて，第二関節の周囲には内出血も見られます。まぁ捻挫なのでしょうが，捻挫にしてはちょっと酷いです。でも，明らかに骨折というレベルでもないです。
　なので，勤務終了後に整形外科で。レントゲン取って貰って骨折でないことを確かめました。やれやれ。腱が切れていないのは私もDrも確認したので，固定して湿布してお終い。

　で，写真は湿布交換して自分でまき直した包帯。ああ，准看の資格取っておいて良かったよ（笑

　個人的には包帯なんて大げさな物にせず，湿布もシーネもテープ固定で十分なんです。でも，包帯の持つ記号意味，すなわち「怪我しています」転じて「優しくしてね」に自分で参ってしまい，週末は包帯を巻くことに。

　勤務始まったら，先輩教官に心配かけるので外しますが。