日本料理には「出汁(だし)」が欠かせない。かつおぶしや昆布やのうま味を生かした料理は,日本人の口にとても合う。
繊細なうま味を醸し出してくれる主役は,何といっても「かつおぶし」。
削り節やうまみ調味料の普及で,家庭ではあまり目にすることがなくなった「かつおぶし」。だが,今も伝統的な製法を頑なに守り、昔ながらの最高級かつおぶしを作っている産地が,かつおぶし生産量日本一の鹿児島県枕崎市である。このまちの「かつおぶし」の生産量は年間約1万7000トン前後。実に全国の生産量の4割を占める。
枕崎市は、九州の南端、薩摩半島の南西部に位置した港町。年間平均気温は18度と温暖で、かつおぶしの天日干しに適しており、鰹の身を煮るのに欠かせない良質な水や,身を燻すための樫やクヌギなどの木も豊富な土地である。
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「かつおぶし」の中で,製造工程が最長1年にも及ぶ,選ばれた「かつおぶし」がある。枕崎産のかつおぶしの中でたった3%しか生産されない,かつおぶしの逸品「本枯れ節」である。
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