江戸の銭湯「さくら湯」復活 熊本・山鹿
熊本県山鹿市の市営銭湯「さくら湯」が江戸時代から続く伝統工法で建て替えられ、11月23日、営業を再開しました。
さくら湯は、肥後細川藩が使った「御前(ごぜん)湯」を前身に1872年開業。その後、3度の増築を経て十字型の大屋根や、弧を描く「唐破風(からはふ)」様式の玄関屋根で人気を集めてきました。1973年の解体後、跡地を含む再開発ビル内で営業していましたが「湯の町のシンボル再生」を目指し、さくら湯部分だけ独立させ、本来の跡地に建て替えられたものです。
出典:山鹿市「さくら湯再生基本構想」