漆黒のボディ,ノスタルジックな列車で古きよき時代を偲ぶ
黒特急「はやとの風」。みどころは,明治時代の姿をいまに残す嘉例川駅や横川駅,さらには鹿児島~重富間から見る錦江湾に浮かぶ桜島です。列車には,展望スベースも設けられています。嘉例川駅の駅弁「かれい川」は逸品です。
「はやとの風」(吉松~鹿児島中央間)は2004年3月の九州新幹線新八代~鹿児島中央間開業に合わせて運転開始。デビューから丸10年を迎えました。当初はキハ140・147形(キハ40・47形に大出力エンジンを搭載した車両)を改造した2両編成で、後にキハ47形が加わり、キハ140形が特急「指宿のたまて箱」へ改造されて現在に至ります。
◆キハ40系
キハ40系はディーゼルカーとして、国鉄時代の1977年から量産された。現在も全国で活躍中。地域ごとにオリジナルの塗装が採用され,観光列車用に改造された車両も多い。
◆駅弁 百年の旅物語かれい川
地元に伝わる懐かしい味が詰まっています。前に駅弁引換券をご購入ください。 1,050円(税込)
〈駅弁引換券について〉
●引換券発売箇所/JR九州のみどりの窓口、駅旅行センター、JR九州旅行支店
●引換箇所/「はやとの風」の車内(「はやとの風2号」,鹿児島中央~隼人間は引換不可)