宮崎 ウナギ稚魚「シラスウナギ」漁-豊漁
宮崎県で去年12月に始まったウナギの稚魚「シラスウナギ」の漁が終わり、今シーズンの漁獲量は昨シーズンの3倍近くになった。
ウナギの稚魚、「シラスウナギ」の漁は、海から川へ遡上してくる冬から春にかけて行われていて、宮崎県内で去年12月に始まった今シーズンの漁は,今月15日で終わった。
宮崎県によると,シラスウナギの漁獲量は、昨シーズンはおよそ170キロと、統計が残る平成6年度以降で最も少なく記録的な不漁であったが,今シーズンは4496キロと、昨シーズンの3倍近くになった。
漁獲量を反映して県内のシラスウナギの取引価格は漁が始まった当初は1キロあたり80万円であったが,最終的には1キロあたり15万円まで下がった。
なお,シラスウナギの豊漁が,ウナギ価格の引き下げに影響を及ぼすのは,シラスウナギが成魚に育つ来年となる。