JR九州吉都線 「キットカット」のラッピング列車
photo:宮崎テレビ ニュース画面から
JR九州は宮崎,鹿児島両県を結ぶ吉都線で,路線の呼び方が商品名の一部と同じなのが「縁」となり,ネスレ日本(神戸市)のチョコレート菓子「
キットカット」のラッピング列車の運行を始めました。このラッピング列車は、今年の3月末まで,3日に4本のペースで、宮崎県都城駅と鹿児島県吉松駅の間を運行します。
ネスレ日本の協力で登場したこのラッピング列車は、チョコレートのブランド「キットカット」のキャッチフレーズ「キット、願いかなう」をかけて「縁起のよい吉都線」をテーマに、小林高校(宮崎県小林市の生徒が外装などのデザインを担当しました。
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>>>「キットカット」は受験の必須品- 九州の「きっと勝っとお!」が由来
受験シーズンに人気の「キットカット」はサクサクのウェハースをチョコで包んだお菓子。
1990年代後半。九州地区でなぜか「キットカット」が,12~1月だけ目立って売り上げが伸びるようになった。理由がまったくわからなかったネスレ日本の担当者が聞き込みをすると,なんと福岡のスーパーを中心に,受験生の親や友人が「受験生へのお守り」や「縁起担ぎ」に大量に購入していることがわかった。
ではなぜ「キットカット」なのか? 福岡の言葉で「
きっと勝っとお」といえば「きっと勝っているはずだ」「きっと勝っています」という意味である。ネスレ日本はこれを受けて「
キットカット」ブランドを立ち上げた。
2003年からは,全国の受験生が泊まるホテルに向けて「キットカット」を無償配布することを始めた。現在では500以上のホテルのフロントで,受験生に「キットカット」が手渡された。また,「鉄道・タクシー」会社,「郵便局」や「神社」とも組んで,受験生応援活動を展開してきた。
2019年は,慣れない受験地で,会場までの道に迷わないよう「試験当日の会場への移動」のサポート体制を整えた。全国9都市,150以上の大学正門までを無料でナビゲートするシステムで,スマホから無料で利用できる。本来の実力を発揮できる環境を整え,受験生を応援しようという親切心によるものである。