>鹿児島 シラスウナギ漁獲・今年は豊漁-漁獲量 昨季の7倍-
ウナギの稚魚・シラスウナギは,近年,不漁が続いていましたが,今シーズンの漁解禁から最初の半月の漁獲量は前の年度の7倍に増え,5年ぶりに100キロを超えました。今シーズンの漁は3月31日までで,保護のために初めて18日間の休漁日が設けられています。
今シーズンの鹿児島県内のシラスウナギ漁は先月15日に解禁されました。鹿児島県によると,先月29日までの15日間の漁獲量は,114.9キロと,前年度同じ時期の17.3キロからおよそ7倍に増えました。鹿児島県によると,「増えた理由は不明だが全国的に同じ傾向にある」としています。
昨燃度はシーズンを通しての漁獲量が136キロと過去最少を更新しましたが,今シーズンは漁の解禁から半月での漁獲量が2014年度以来,5年ぶりに100キロを超えました。
今シーズンの漁は3月31日までで,保護のために初めて18日間の休漁日が設けられています。
photo:KTSテレビニュース画面より
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┗■ 養殖うなぎ生産量 鹿児島県が第1位
鹿児島県は温暖な気候,豊富な用水,種苗となるシラスウナギが入手し易いことなど養鰻の条件が整っていることから,全国第1位の養殖うなぎ生産量です。
農水省発表の「平成30年(2018年)漁業・養殖業生産統計」によると,全国の養殖ウナギ生産量の合計は1万5104トン(前年比72.0%)、天然ウナギの漁獲量は68トン(同95.8%)である。
○県別の養殖ウナギ生産量
1位 鹿児島県で6381トン(前年比74.5%)
2位 愛知県で3459トン(同59.8%)
3位 宮崎県で2539トン(同77.8%)
4位 静岡県で1457トン(同85.5%)
5位 徳島県で332トン(同89.9%)
6位 高知県で317トン(同52.5%)
○県別天然ウナギの漁獲量
1位 茨城県で15トン、
2位 岡山県で10トン、
3位 島根県で9トン、
4位 愛媛県で7トン、
5位 大分、福岡県で4トン