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2005.07.21
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カテゴリ:Editor's Life


 皆さんも、一度や二度はこんな経験があるのではないでしょうか。 相手の方から、
  「先日はありがとうございました」 とか 「お久しぶりです」
などと挨拶されたにもかかわらず、その方の名前がどうしても思い出せずにアタフタしたことが。

 私も仕事柄、普段からいろいろな方々と知り合う機会が多く、行った先々で再会するということがあります。 そういう場面で、これまでに何回かは上のような経験がありました。 最初の頃は、相手の方に改めて名前を聞くのは失礼だと思い、知っているふりをしてそれとなく話を合わせながらも
  「これはいかん、どうしても思い出せない。 この方の名前は・・・」
というのが最後まで頭の中で駆け巡っている状態でした。

 でも、やっぱりこれはまずいなぁ ~ と思い、相手に少しでも失礼のないように名前を聞き出す方法はないものかと考えて、いまはこんな方法を用いています。

 相手 : 「先日はありがとうございました」
   私 : 「こちらこそ、ありがとうございました」 (これはまずい、 この方の名前はなんだっけ)
   私 : 「あのー すいません。 お名前は・・・」
 相手 : 「○○です」 (さすがに、ちょっと怪訝な顔をされますが)
   私 : 「あっ、いえ、下のお名前は?」
 相手 : 「××ですが・・・」
   私 : 「あっ、××さんでしたね、失礼しました。下のお名前を思い出せなかったものですから」

 私の拙い経験ですが、このやりとりをうまく使うと、相手にあまり失礼にならずに名前 (名字) を聞き出すことができるので、その後の会話もためらいなく進めることができます。

 編集者は、著者、デザイナー、イラストレーター、印刷会社の人、広告会社の人、書店の店員さんなどなど、本当に多くの人たちとの出会いがあって、日々、こうした方たちとうまくコミュニケーションをとっていくことが大切となります。 これから編集者を目指す皆さんも、 日頃から相手の人とうまくコミュニケーションをとる術を身に付けるように努めて下さいね。 


 追伸
くれぐれも、いきなり 「あのー 失礼ですが、下のお名前は・・・」 と聞かないようにご注意を。 これを最初に言ってしまうと、下の名前は聞き出せても名字はわからぬままになってしまいますから。






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Last updated  2005.07.21 23:27:52
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