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テーマ:世界を動かす国際金融(373)
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モルガン・スタンレー、日本においてホテル・マネジメント会社設立 パノラマ・ホスピタリティが、モルガン・スタンレー不動産ファンドの所有するアジア・パシフィック地域のホテルを運営管理 2005年9 月30日東京 ‐モルガン・スタンレーは本日、日本においてモルガン・スタンレー不動産ファンドが所有する日本およびアジア・パシフィック地域のホテルを運営管理するホテル・マネジメント会社を設立したと発表した。 新会社の名称は「株式会社パノラマ・ホスピタリティ」であり、当初は2003年以降にモルガン・スタンレー不動産ファンドが取得した、ウェスティンホテル東京、ハイアット・リージェンシー京都(2006年春開業予定)、新神戸オリエンタルホテル、オーストラリアにあるロイヤル・パインズ・リゾートを含む13のホテルを運営管理する。株式会社パノラマ・ホスピタリティは、総収入250億円(2億4千万米ドル)、部屋数2,800室、合計1,800名の従業員を擁するホテル群を運営管理するマネジメント会社としてスタートを切る。 モルガン・スタンレーのアジアにおける不動産業務を統括するソニー・カルシは、「このたびのホテル・マネジメント会社の設立は、当社のホテル業界への強気の見通しとホテル事業拡大へのコミットメントを裏づけるものである。ファンドによるアジアでのホテル投資の継続に伴い、パノラマ・ホスピタリティの運営するホテル・ポートフォリオも拡大する予定であるが、将来的に同社は外部からのホテル運営受託も目指す」と語っている。 同社の社長には、ホテル業界で25年の経験を持つロバート・ウィルソンが就任し、最高業務責任者(COO)には20年の業界経験のあるカビン・ブルーマーが着任する。同社は17名の社員で業務を開始するが、一年以内に30名ほどに拡充する予定だ。 ロバート・ウィルソンは、「当社の経験豊富なホテル・マネジメントの専門家チームが、ホテルの顧客サービス向上を目指して大幅な改装や運営・経営体制の改善などを指揮監督する。多くの場合、当社が単独のマネジメント会社となるが、適宜、大手のホテル・チェーンとの協力関係も模索していく」と語っている。 株式会社パノラマ・ホスピタリティは、時価総額で世界最大級の投資銀行、モルガン・スタンレーの100%子会社である。 http://morganstanley.co.jp/aboutms/pressroom/docs_ja/japan/050930_j.pdf 米モルガン、最大3千億円で日本のホテル買収 米投資銀行のモルガン・スタンレーは30日、運営している不動産ファンドが日本のホテルを新たに買収するため、今後最大3000億円を投資する方針を明らかにした。また同社の不動産ファンドが所有している日本を中心とする13のホテルを運営する新会社を設立、海外でのホテル経営の手法を取り入れた経営改革を進める。 日本のホテル事業をめぐっては、運営に改善の余地があり収益拡大を見込めるとして、米ローンスターやゴールドマン・サックス、イシン・ホテルズ・グループなど外資が競って買収を進めている。モルガンの対日戦略強化で、こうした動きがさらに加速しそうだ。 モルガン・スタンレーが設立したホテル運営会社は「パノラマ・ホスピタリティ」。不動産ファンドが取得したウェスティンホテル東京や新神戸オリエンタルホテル、来年春開業予定のハイアット・リージェンシー京都などを運営する。 社長には、ホテル業界で25年の経験のあるロバート・ウィルソン氏が就任。「経験豊富なホテル運営の専門家チームが、大幅な改装や運営体制の改善を指導する」としており、運営改善により収益の向上を目指す。 今後は、高級・中級レベルのホテルを中心に取得を進め、運営会社の管理する客室数を2800室から、数年で1万室に拡大することを目指す。 他の外資グループでは、チサンホテルなど39ホテルを傘下に収めるローンスター系のホテル運営会社が、客室数を現在の約7800室から2006年末までに1万室に拡大する計画。ヒルトン小樽など14件を運営するイシン・ホテルズも、年末までにさらに数件取得する予定だ。 ZAKZAK 2005/10/01 外国ファンドに買収または出資を受けた銀行 2000.3. 新生銀行(旧日本長期信用銀行) 買収 リップルウッド(米)が10億円で買収 2001.2. 関西さわやか銀行(旧幸福銀行) 買収 アジア・リカバリー・ファンド(米)が関西さわやか銀行設立の資本金全額300億円超を負担 2001.6. 東京スター銀行(旧東京相和銀行) 買収 ローン・スター(米)が東京スター銀行設立の資本金全額400億円超を負担 2003.2. 三井住友銀行 出資 ゴールドマン・サックス(米)などが1500億円を出資(全体の7%) 2003.3. UFJ銀行 出資 不良債権分離会社「UFJストラテジックパートナー」にメリルリンチ証券(米)が1200億円出資(100%) 2003.3. みずほ銀行 出資 企業再生のために設立した新会社にサーベラス(米)が220億円出資(5%) 2003.9. あおぞら銀行 買収 サーベラス(米)が1011億円でソフトバンクから約48.87%のあおぞら銀行株を取得(合計で61.85%) 日本で活動する主な外国金融機関 投資会社/銀行 リップルウッド・ホールディングス サーベラス・キャピタル・マネージメント アジア・リカバリー・ファンド ローン・スター・ファンド カーライル・グループ モルガン・スタンレー投資銀行 ゴールドマン・サックス投資銀行 メリルリンチ投資銀行 UBSウォーバーグ投資銀行 ドイチェ投資銀行 証券 ■外資系証券会社 DLJディレクトSFG証券 クレディ・リヨネ証券 キャピタル・パートナーズ証券 モルガン・スタンレー証券 ゴールドマン・サックス証券 リーマンブラザーズ証券 メリルリンチ日本証券 日興シティグループ証券、日興コーディアルグループ→シティグループ ■ヨーロッパ系 HSBC(香港上海銀行系)証券 クレディ・スイス・ファーストボストン証券 BNPパリバ証券 KBC証券 ドイツ(ドイツ銀行系)証券 ※ほか、アジア系多数 生保業界 ■アメリカ系 アリコジャパン→AIGグループ アメリカンファミリー生命 ハートフォード生命 プルデンシャル生命=ジブラルタ生命 マスミューチュアル生命 ■ヨーロッパ系 アクサグループライフ生命(旧日本団体生命) カーディフ生命→BNPパリバグループ チューリッヒ生命→スイス金融グループ クレディ・スイス生命(旧ニコス生命)→スイス金融グループ スカンディア生命→スウェーデン金融・保険グループ アイエヌジー生命→オランダING銀行系 ピーシーエー生命(旧オリコ生命)→英保険金融グループ ※2002年の統合・吸収・買収 ・GEエジソン生命(旧東邦生命、旧セゾン生命)→AIGグループ。2004年を目途にAIGエジソン生命保険に変更 ・ジブラルタ生命(旧協栄生命)→米プルデンシャルグループ ・AIGスター生命(旧千代田生命)→AIGグループ マニュライフ生命(旧第百生命)→カナダ金融グループ あおば生命(旧日産生命)→仏アルテミスグループ 損保 アリアンツ火災海上保険(独)→アリアンツグループ アクサ生命、アクサグループライフ生命、アクサ損保(仏)→アクサグループ アリコジャパン、AIGスター生命、アメリカンホーム、AIU、ジェイアイ傷害火災(米)→AIGグループ 消費者金融 ■ディックファイナンス、マルフク、アイク、ユニマットライフ→シティコープ ■レイク、コーエークレジット、ミネベア信販→GEキャピタル 【日本の国民に痛み、外資にうまみ】 ハゲタカファンド直撃“日本むしり”のからくり http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2003_10_01/content.html 米Eトレード、JPモルガン系を1800億円で買収(2005年09月30日) 【ニューヨーク=藤田和明】米ネット証券大手のEトレード・ファイナンシャルは29日、JPモルガン系のブラウンを総額16億ドル(約1800億円)で買収することで合意した。ネット証券業界の買収は今年に入り3件目。これで大手は4社にほぼ集約された。今後はそれぞれ特色を出す形での顧客争奪戦に移りそうだ。 Eトレードは現金でブラウンを買収し、9カ月かけて統合を完了する。ブラウンの20万口座、預かり資産290億ドルを加えると、統合後は430万口座、1600億ドルに増える。ブラウンは富裕層が基盤で、Eトレードは顧客の厚みが増すとしている。 http://www.nikkei.co.jp/kaigai/us/20050930D2M3000X30.html 2005年06月14日(火) モルガン・スタンレー証券のパーセルCEOは社内向けの声明で、後任が決まり次第辞任すると発表しました。 モルガン・スタンレーでは、パーセルCEOとかつての首脳陣との対立が混乱に発展し、主力幹部が大量に流出しました。業績不振もあり、事態の収拾を図った取締役会による事実上の解任と見られています。さらにモルガン・スタンレーは業績予想を下方修正しました。3-5月期の1株あたりの利益は88-94セントと見られ、市場予想の1ドル12セントを大きく下回る見通しとなっています。 http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/nms/days/050614/p1.htm ジーメンスとドイツ銀行(2005年08月23日) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月23日 21時57分36秒
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