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テーマ:珈琲井戸端会議(678)
カテゴリ:試行錯誤の跡
ネルドリップが最強の抽出法であるとしても
ペーパードリップの手軽さも捨てがたい。 ペーパードリップで(ネルドリップのような)油分の多い珈琲を抽出するには 動的ドリップ法が有効というのは以前の日記に書いたとおりです。 しかし、珈琲の粉を動かさずにそっとお湯を置くように抽出する方法が理想であると、 心のどこかにすり込まれているためなのか、 動的ドリップ法でドリッパーを上下運動させながら抽出していると、 すごく邪道なことをしているようで、後ろめたくなってきます。 ペーパーフィルターに工夫をして(ネル布のように) 珈琲の油分を通すようにできないものか。 そんなときに、ふと、思いつきました。 水が染みこんだペーパーが油分をはじいて通さないのなら、 油分が染みこんだペーパーは油分を通す。(以前の日記参照) やってみました。 ペーパーフィルターを油通ししてドリップ 手順 1.ペーパーフィルターを油通しするための油を用意。 3~4粒の珈琲豆を挽いて、珈琲のカッピングをするときのように、 コーヒーカップなどの容器に入れ、お湯を注いで数分間待つ。 2.ペーパーフィルターをドリッパーにセットし、 1.のコーヒーカップの表面の泡を取り除いて、 上澄みの油分をスプーンですくい取って、 ペーパーフィルターにかけて油通しする。 3.あとは普通にペーパードリップする。 この方法では、確かに油分の多い珈琲ができました。 しかし、ペーパーを油通ししたときの油が珈琲の中に入っただけとも考えられ、 微妙な結果になりました。 また、油通しをするために珈琲の油を用意するのも面倒です。 実験は続く… ところで、他の珈琲の油だけ取り出して混ぜた珈琲は ブレンドコーヒーと言うのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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