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カテゴリ:電験_理論_電子回路
オペアンプの問題、その2。
オペアンプが3段接続された増幅回路。 ・1段目は、-端子がR1を介して接地し、入力電圧Viは-端子に入力。 ・1段目の出力V1をR2を介して2段目の-端子に入力、+端子は接地。 ・2段目の出力V2をR3を介して3段目の-端子に入力、+端子は接地。 ・帰還抵抗は全てRfで、最終の出力電圧をVoとする。 この時以下を求める。 1段目の電圧増幅率:Av1=V1/Vi 2段目の電圧増幅率:Av2=V2/V1 3段目の電圧増幅率:Av3=Vo/V2 総合の電圧増幅率:A=Vo/Vi R1=1(kΩ)、R2=810(Ω)、R3=1(kΩ)、Rf=9(kΩ) の時、Aをデシベル(dB)表示した、α 1段目で、+端子に電圧入力→非反転増幅回路で、電圧増幅率は1+Rf/R1 2段目で-端子に入力→反転増幅回路で、電圧増幅率は-Rf/R2 3段目で-端子に入力→反転増幅回路で、電圧増幅率は-Rf/R3 総合ではこれらを全て掛ければよいので、 Rf^2/(R2・R3)×(1+Rf/R1) となる。 これに数値を代入して、デシベル表示にする。 まず、数値を代入した時の総合電圧増幅率は、1000となる(手書き参照) よって、デシベル表示にすると、 α=20×log101000 =20×3log1010 =20×3=60 となる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/04/23 08:48:56 AM
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