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カテゴリ:電験_理論_直流回路
![]() 自己採点の結果、理論は比較的いい点。 7~8割はいけたと思われます。 ちなみに、法規も行けたっぽい。 なんで、2種1次は無事合格、が、濃厚です…。 問2 図1(補足手書き)の回路について、電圧Vをノートンの定理を用いて求めたい。 まず、3Ωの抵抗を取り去った図2の回路(補足手書き)について考える。この回路において4Ωの抵抗と4Vの電圧源の直列接続は、Rx=(1)4Ω、Ix=(2)1Aの抵抗と電流源の並列接続に等価変換されるから、図2と図3は等価となる。 図3(補足手書き)の回路において端子1-1’を短絡した時に流れる電流Iは(3)2Aとなる。 次に、図3(補足手書き)の回路内すべての電流源を零とし、端子1-1’からみたコンダクタンスを求めると(4)1/3となる。 以上をもとに、ノートンの定理を使い、端子1-1’に3Ωの抵抗を接続したときに端子1’を基準とした端子1の電圧Vは、(5)3Vとなる。 x さて、ここ、補足でも書いていますが…。 ノートンの定理が来るとは、ちょっとびっくりでした。 試験では、そことはちょっと別の所で計算ミスし、(3)と(5)あたりを間違えてたようですが…。 2種は、解けることだけでなく、解き方まで指定される事がままあります。ですが、この問題を見ても、山ほどとき方はあります。電源を変換せず、そのまま解くか、電圧源に統一するか、電流源に統一するか。さらに、キルヒホッフを使って負荷電流まで一気に求めてVを求めるのか、テブナンを使って負荷電流を求めてその両端電圧Vを求めるのか。これらのパターンの組合せですので、本来は、欲しい値が、どんな方法でもいいから求められる事、が重要だと思っています。 が、2種では、上記の通りそうできるとは限らない。そこで、今回達した結論。各解き方を、さらっと知っておくのは前提になってしまいますが(ノートン??だと困る)、どうしても、って場合には得意な方法を一つ完璧と言える程に身に着けたらいいのかな?と。 例えば、この問でも、ノートンを知らなくても結果として…、時間さえかければ全部答えは出せます。 さらに、過渡現象などの問題でありがちですが、微分方程式の解き方や、式の立て方が指定されちゃった場合でも、とにかく解いて、逆算で埋めていく事で、最低5箇所埋めるうち3箇所はいけるはずです。 やっぱ、武器を身につけることは大事だよなぁ、というのが、今回の結論。 では、補足と手書きはこちらから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/09/05 07:31:41 PM
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