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カテゴリ:電験_二次_機械
★★台数限定赤札特価★★ mouse computer/マウスコンピューター LuvBook LB-T72512GMHFVP 【モンスターハンター推奨モデル・HDMI端子装備】 【問題】 定格容量500(kVA)、定格一次電圧6600(V)、定格二次電圧440(V)、定格周波数60(Hz)の単相変圧器がある。この変圧器の一次巻線の抵抗は0.625(Ω)、二次巻線の抵抗は0.00224(Ω)である。この変圧器の二次側を開いて、一次側に定格周波数、定格一次電圧を印加して無負荷試験を行ったところ、一次側に0.638(A)の電流が流れ、力率は0.254(遅れ)であった。この変圧器について、次の値を求めよ。ただし、この変圧器の鉄損と銅損以外の損失は小さいので無視できるものとする。また、答えの有効数字は5けた目を四捨五入した4けたとする。 (1)変圧器の鉄損(kW) (2)変圧器を定格負荷で運転しているときの銅損(kW) (3)変圧器を定格負荷、力率1で運転しているときの効率(%) (4)変圧器を力率1で運転しているときの最大効率(%) 【解答】 一次換算の等価回路を補足の手書部分に示します。 a=6600/440=15:巻線比(変圧比) r1=0.625(Ω):一次巻線抵抗 r2=0.00224(Ω):二次巻線抵抗 r2’=a^2・r2=0.504(Ω):一次換算r2 また、鉄損をPi(kW)、100%負荷時の銅損をPc(kW)、定格負荷時の効率をη(%)、最大効率をηm(%)とする。 (1)鉄損は、無負荷試験時の入力に等しいので、 Pi=6600×0.638×0.254 =1069.5(W) ∴1.070(kW) (2)この変圧器の一次定格電流I(A)は、定格容量をP(kVA)とすると、 I=P/V1=500×10^3/6600 =75.7575… (A) Pcは定格電流による、一次・二次巻線抵抗の損失電力で表されるので、 Pc=(r1+r2’)・I^2 =(0.625+0.504)×75.75758^2 =6479.6 ∴6.480(kW) (3)力率は1であるため、皮相電力(容量)=有効電力=定格容量、より、500(kW) η=P/(P+Pi+Pc) ×100=98.51263… ∴98.51(%) (4)最大効率となる条件は鉄損=銅損であり、銅損は負荷率の2乗に比例する。よって、負荷率をαとすると、 Pi=α^2Pcより、 α=√(Pi/Pc=0.406281… 負荷がαP=203.1403(kW)の時効率は最大となり、その効率ηmは、 ηm=αP/(αP+α^2Pc+Pi) ×100 =αP/(αP+2Pi) ×100 =98.95796… ※98.96(%) 補足はこちら。 機械の制御 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/04/18 04:43:19 PM
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