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カテゴリ:映画レビュー ~な行~
西の魔女が死んだ を検索! 2008年【日】 長崎 俊一監督(「死国」) 『中学校に進学した少女まいは、周囲に溶け込めず、学校に行けなくなってしまった。まいの母(りょう)は彼女にしばらくのあいだ祖母(サチ パーカー)の家で暮らすよう提案、祖母とまいの2人暮らしが始まった。日本人の祖父と死別した後、田舎の山奥で暮らすイギリス人の祖母との生活は新鮮で、まいは少しずつ元気を取り戻して行く。そんなある日、まいは自分たちが実は魔女の家系だという祖母の言葉を信じ、魔女になるための修行を始めるのだが……。』(wowow online より) ロケ地は山梨のようだが、美しい森とお花畑がすばらしい。 映画全体としては、映画で観るより本で読んで味わいたい作品だが、 (隣家のオッサン(木村祐一)とか、郵便屋の高橋克美とか、見ると興ざめ) サチパーカー演じる清楚なおばあさん、 おばあさんのこれぞスローライフという暮らしぶりが見どころ。 登校拒否の理由は、実際ありがちなことで、 同じような思いをしている少年少女の誰にも、 こんなきれいな田舎と温かい親族がいたらいいのにね。 私にとって特別泣くようなストーリーではなかったのだが、 少女がそこを離れて遠くへ引っ越す両親の元へ行く決心をする場面で、 祖母がさびしそうな顔をするところで、ウルウルした。 夏休み、祖父母の家に遊びに行って帰る時、 家の前でいつまでもいつまでも立って見送る祖母の姿や、 別のときにはバス停まで送ってくれた祖父の姿を思い出して、 今でも涙が出る。 その後あの森の中の家はどうなっちゃうのだろうか。 是非広大な庭、裏山とともに保存する人に受け継いでもらいたいものだ。 (お話の中だとしても…) ただし、ロケ地のとおり山梨県の設定だとすれば、 夏は映画のとおり美しくていいけど、冬は厳しいだろうな…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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