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テーマ:40代の視点と日常(771)
カテゴリ:心に響く映画たち
冒頭からスピード感溢れるアクションシーンは、なかなかです。
雇われテロリストのキャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)と、 FBI捜査官のショーン・アーチャー(ジョン・トラボルタ)が競演するアクション映画。 私としては、どう見ても悪役はトラボルタが適役なのに、 どうしてニコラス・ケイジなんだよと、ちょっと不満だったのだが、 段々と物語が進むにつれ、このキャスティングの意味が判ってきた。 それにしてもFBIにテロリストの顔を移植して刑務所で潜入操作をさせるなんて、 設定が凄すぎる。 「喉に埋め込んだボイスチップは衝撃に弱いから気をつける様に」 と言われているにもかかわらず、外科手術後間もないのに大暴れしてしまう ニコラス・ケイジ(の顔をしたジョン・トラボルタを演じるニコラス・ケイジ)。 移植手術後にそんな激しい争いをしたら、傷口が開いてしまわないかと 観ているこちらの方がヒヤヒヤさせられた。 そして、潜入操作の目的をあっさりと達成したニコラス・ケイジ (の顔をしたジョン・トラボルタを演じるニコラス・ケイジ・爆)が、 晴れて元の自分の顔に戻れると安堵したのもつかの間、 息を吹き返した本物のキャスター・トロイが、今度は自分に ジョン・トラボルタの顔を移植させ、証拠隠滅のためアーチャーの同僚や 研究所のスタッフを殺害してしまう。 この部分の、テロリストにFBIの顔を移植してあげちゃうこと(笑)自体、 不自然すぎる展開だとおもうのだが・・・。 そして、ニコラス・ケイジ(ではなくテロリストのキャスター・トロイ)が ジョン・トラボルタ(ではなくFBI捜査官のショーン・アーチャー) に成りすまし、刑務所にトロイを尋ねあざ笑い、 そ知らぬ顔でアーチャーの家族との生活を始める。 やっとの思いで刑務所から脱獄したアーチャーは妻のもとへと向う。 夫だと思っていた男が、偽者だったことを知らされた時の 妻の困惑した感情がなんとも痛ましかったのだが、 何はともあれ、ラストシーンは心温まるものがあった。 善玉にせよ悪玉にせよ、心から愛する家族(妻・兄妹・子供)がいることには違いがない という事をあらためて感じさせられた一本だった。 観ているうちに混乱して訳が判らなくなるんじゃないかと思っていたのだが、 全くそんなことも無く最後まで楽しむ事ができた不思議な作品だった。 トロイの妻?サーシャ役のジーナ・ガーションも好演でした。 監督;ジョン・ウー 1997年アメリカ作品 今日のイチ推し
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最終更新日
2005年01月11日 00時21分15秒
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