1.基礎知識姓名判断の世界1.「基礎知識」 -字画数の計算法について-
実際に姓名判断をするときに、文字の画数は判断の基本になる重要なものです。画数が違えば、後に計算して出していく五大運などの画数も当然違うものになっていきます。 すると、判断の結果もまるで別のものになってしまいます。 文字の画数の出し方は、流派によってそれぞれ異なります。 例としてですが、 「藤」 という文字などは、流派により18画、19画、21画という風に、それぞれ違う字画を採用していたりすることがあります。 大別すると、3つの流派に分けることができます。 下に流派と、その内容を紹介します。
それぞれの、流派の考え方には、それなりの理論的根拠があり、一概にどれが良いと言えるものではないのが現状のようです。 ですが、それぞれの見方の違いが、判断の迷いのもとになっていることもあるようです。 本来、文字にはそれぞれに根源的な意味(霊意) がを持っているものです。 字画もそれに見合った意味(数意) を持つ数(霊数) が、備わっていると考えた方が、自然の様に感じます。 ですから、正しい字源(漢和辞典などを参照) に則り、本字(旧漢字) を用い、筆画ではなくて、その字の持つ霊意に忠実に従った字数(霊数) を算出するのが良いのではないか、と今のところ自分は思っています。 下に具体例を紹介します。
-陰陽五行説について- 「陰陽五行説」は、東洋の殆どの運命学の根幹にあたる、一種の哲学思想です。 元々は、「陰陽説」と「五行説」という別個のものであったようですが、その歴史の過程において、進化する形で一つに成り、より包括的なモノになっていったようです。 また、この思想は、運命学だけでなく、東洋医学の根本的な考え方にも、深く関っています。 姓名判断を学ぶにおいても、この「陰陽五行説」の考え方は、知っておく必要があります。 ここで、「陰陽説」「五行説」のそれぞれの仕組みについて、説明を加えておこうと思います。 陰陽説 この世界・宇宙に存在するもの総て(太極) は、二つの相反するもの(陰と陽) から成り立っているとする、哲学思想です。 例えば、昼と夜、男と女、天と地、心と体などの様に、お互いの存在があることで初めて、その一つ一つの存在が成り立つ、とする考え方です。 五行説 五行という考え方は、この世に存在する物総ては、「木(モク、き)・火(カ、ひ)・土(ド、つち)・金(ゴン、きn)・水(スイ、みず)」の五つの要素で構成されている、とする考え方です。 また、その五つの要素の性質を定めて、それらの関係性を世の中の色々な物事に照らし合せて、その変化を把握する、という側面もあります。 五つの要素は、互いに活かし合い、抑制し合いながら、存在しています。 具体的に説明すると、下の様になります。 五行の生剋関係 <相生> 互いに働きを活性したり、活性されたりする関係性を言います。 水 金 土 火 木 は は は は は 木 水 金 土 火
む む む む む <相剋> 互いの働きを制御したり、制御されたりする関係性を言います。 水 金 土 火 木 は は は は は 木 水 金 土 火
む む む む む <比和> 互いの働きが同質で、和合したり、並び競い合う関係性を言います。 簡単に説明すると、そういう感じになります。 さらに、これらの陰陽・五行は、数意などに置き換えて考えることが可能です。
数意と陰陽五行の関係性
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