ageha的ニチジョウ

かしゆかに似てる（歌詞カードの横顔の写真だって）
とか言われてショックを受けた今日この頃のあたしです。

が。


若いコ（19歳？）に似てるってコトで
まぁいいか、とも思う夏の夕暮れ。

　　



　　・・・・・・・・・・・・・・・・・



先日近所の柑橘系の木（たぶんレモン）から
アゲハの二齢幼虫（まだ鳥フン色）を、葉っぱ
2枚付きで連れてきた。


そして我が家のミカンの木にその葉ごと
乗せること2日。



移動しない…（遠い目。）


持って来た葉はすでに1枚半食べちゃってるのに！
コレはマズイと思い飼育ケースに持ってきた葉、
ミカンの葉、グレープフルーツとキンカンの葉、
そして山椒をそれぞれ2枚ずつ入れて様子を見る。

アゲハ飼育用柑橘各種取り揃えております。



いくらなんでもどれかお口に合うでしょう？



主人に「うちのアゲハちゃんはミカン食べないんだよ！」と
言ったらひとこと。


「きっと柑橘系キライなんだよ。アブラナ科じゃね？」



　　…。



アゲハがアブラナ科喰うかよー。
紋白蝶じゃなかとよー。




と言うと、「オマエは思い込みが激しすぎる。アレはアゲハではない！」


わぁお。


アゲハ歴10年以上、飼育数100頭以上、今更幼虫を
間違えるわけないあたしに言いましたね。


しかも「アブラナ科がスキなアゲハもいるんだよ！」と、
Researcher（研究者）の常識を覆すようなミラクル発言。


よっ！
ヤワラカアタマ！


結局3日目になっても柑橘系を食す様子は無く、
この育ち盛りにコレはマズイ…と、一応
キャベツ（アブラナ科）を入れてみる。




するとどうでしょう！！


なんと！


キセキは…！！




やっぱ起こんね。（←当然。）

 だよねー。

迎えた4日目。


グルメちゃんもイヨイヨ生命の危機を感じたらしく
キンカンの葉を食べてました。


でもやっぱりミカンは喰わねど高いびき。（←？）
あ。武士は食わねど高楊子、か。（どっちでもいいって。）


ミカンもキンカンも同様にミカン科なのになぁ。
ナゾすぎる。



ちなみにアゲハ幼虫の食草は、おおまかに
こんなかんじ。


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アゲハ・クロアゲハ・ナガサキアゲハ・カラスアゲハ・
シロオビアゲハ・モンキアゲハなどなどアゲハの種類は
豊富ですが幼虫の食草はミカン科の栽培種、野生種・
山椒類・まれにキク科など。


ジャコウアゲハ・ベニモンアゲハはウマノスズクサ科。

アオスジアゲハはクスノキ科、ミカン科など。

キアゲハはパセリ、三つ葉などのセリ科。まれにミカン科。

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この、「まれに」ってのがクセモノで、ウド（セリ科）で
育ててるキアゲハに途中からミカン科を与えても食べない。
自然界では当然、母が「ココで育つのよ」と生み付けたセリ科の
そばに、たまたまミカン科が生えているなんてコトは「まれ」な
わけで、途中で食草が変わるなんて事はやはりほんとに
「まれ」なわけで…。


とは言ってもあたしのアゲハはミカン科からミカン科に
移しただけなのに！個体によっては「まれに」なひとも
居るようだけど、さすがにアブラナ科を食べるアゲハは
いないよな～。



そんなワケで。

またしてもあたしの10年の研究にナゾを残した
東京アゲハ（源氏名みたい）なんでした。


やっぱシンピだ。奥が深いですネ。

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