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テーマ:虫!(814)
カテゴリ:昆虫(バッタ、コオロギ、キリギリス)
前にも書いたが、私はバッタ類を得意としない。しかし、調べてみたらサトクダマキモドキの時と同様、正体は簡単に割れた。クビキリギス=首切りギスという、一寸物騒な名前のバッタ。短い触角、頭部の形と口が赤いのが決め手であった。写真で見ると、触角も赤い。
この手のバッタは噛みつかれるとスザマジク痛い。噛みついたまま容易に放さないのである。無理に放そうとすると、バッタの首が切れて取れてしまうので、クビキリギスの名があるとのこと。
私がバッタを余り好かないのも、子供の頃この種のバッタに噛みつかれて、エライ目にあったせいかも知れない。 頭部を拡大してみると、眼の上部に黒い筋があり、真ん中辺に黒い点がある。この黒い点は、後の写真を見ると分かるように、常にカメラの方を向いている。ストロボの反射とは考えがたいが、バッタは複眼だから実際にある模様とも思えない。一体何であろうか?
クビキリギスを真っ正面から撮ってみた。深度が浅いので頭の辺りにしか焦点が合っていないが、何とも変な顔!! つい笑ってしまう。
少し上から撮ると、眼をつむっている様な感じ。
真上から撮っても余り面白くないが、前述の眼の中の点が黒い筋の横に見えるので載せることにした。 このバッタ、11月と言うのに以前のサトクダマキモドキとは違って、いたって元気。少しチョッカイを出すと、気温が低いにも拘わらず、羽で飛んで逃げるし、ピョンピョン跳び回る。 調べてみると、何と、このバッタは成虫越冬し、春になってからジィーンと鋭い声で鳴くのだそうである。図鑑によると、他にシブイロカヤキリモドキというのも成虫越冬するとのこと。 この手の細長い緑色のバッタは総て卵越冬と思っていたが、バッタの中にも変わり者がいるものだ、とバッタを得意としない私は妙に感心してしまった。 PS:次回より掲載場所を「園芸:虫!」から「アウトドア・釣り:日々自然観察」に変更することにした。今後共宜敷御願仕候。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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