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ほんの10年位前までは正しく使えていた日本語が、出てきても意味も解らなくなってしまっている語彙が30数種類あるのだという。 一般人がそうだとするのは仕方ないが、TV放送に携わるアナウンサーがそれでは心許ない。 言葉がある程度変遷していってしまうのは、時代とともにありうるが、言葉として使うプロには、自ずから限度がある筈。 ついさっきも、どっかのアナウンサーが大谷選手に質問するのに、「栗山監督がお聞きしましたら」と平気で言っていたが、彼の言い方では、栗山監督が大谷選手に聞いたところという意味になってしまう。 (私が)の私がというのが省かれて「栗山監督にお聞きしましたら」と聞いている脈絡での日本語であることが判っていない。 これに限らず、日本語の用法、殊に助詞がどの述語に繋がるのかすら勉強ができていないという恥を、天下に晒しているようなもの。 2千数百年もの長きにわたってできあがってきた日本語を、守るべき立場にあるのだという自覚を持ってもらいたいものである。 併せて、アナウンサーはニュースを読むときはニュースだけを読み、個人の思惑や感情を加えない方が良い。その時点では大して勉強しているとは思えない。 個人の意見を言いたいのであれば、キャスターにでもなるほかない。 同じく先ほど、取材記者が大勢で取り囲んで〇浦夫妻の夫人に、夫の横領疑惑に対する質問を浴びせかけていたが、「ホームページに記載している通りです。」と反応され、後が続かなかった。ごく基本的な事前調査すらしないで追いかけまわすというのは、嫌がらせにしかならない。 この世界に携わる人たちは、何か勘違いしていないか? 番組の作成についてだって、お追従笑いをするだけの芸人を大勢集めたり、さして驚くようなことでもないのに目を剥く画面を多用したりするのは、猿真似を薦めているに等しい。 回転寿司屋さんでの迷惑行為が引きもきらないのは、猿以下の行動を助長している彼ら業界にも遠因がありそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.09 15:16:14
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