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2006.02.23
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カテゴリ:絵画



青ハートシャガールとベラの夫婦愛!青ハート

楽しみにして下さっているお友達に、
遅ればせながら‥

パリで、ようやく画家として一人立ちできそうになった
シャガールは、故郷のロシアへの帰国に急ぎます。
何故なら、故郷のロシアで、何年も、シャガールを
ひたすら待ち続けている人がいたからです。

 その人こそ、
ピンクハート美しき、ベラ・ローゼンフェルド!ピンクハート


遡ること、シャガールがパリに行く1年前、
お互いに、友人仲間でありなか゛ら、純真で話さえできずにいた二人。
ベラの快活さと美しさに、心深く惹かれていたシャガールは、
ある日、勇気をふりしぼって、ベラに話しかけます。

シャガール22歳。ベラ15歳。

自分に向けられる、真摯なシャガールの恋心を、
さきにキヤッチしたのは、
おおらかで、快活な性格のベラの方でした。

ベラは、のちにこう語っています。

シャガールは、
 まるで、過ぎ行く雲をつかもうとしているようだった‥

  私はこの人の雲の方へと漂い、共に向かってゆくのだと!

かたや、シャガールは、

 「私は、私といなければならないのは、彼女であると確信した。

    彼女こそ私の妻となる女性だ!」

画家を目指し、
パリに行ったシャガールを支えていたのは、
ベラへの熱い恋心でした。

1915年夏。
二人は7年越しの恋を実らせ、故郷ヴィテブスクで結ばれました。

シャガール28歳、ベラ21歳。

長女も生まれ、シャガールは家族3人で
第二の故郷パリに戻るつもりでした。
しかし、そこで突然、ロシア革命の嵐が巻き起こったのです。
第一次世界大戦の最中、1917年に起こったロシア革命。
激動の祖国。
シャガールはパリに帰る機会を奪われました。

けれど、故郷でのシャガールは幸せそのものでした。

愛する、美しく快活なベラ‥

ベラは、シャガールにとって妻だけでなく、
まぎれもない、美しいモデルであり、
素晴らしい発想を与えてくれる女神でした。

激動の時代の中でも、娘を抱き上げ、
愛するベラがいつもそばにいる!シャガールの夢のような生活。

その幸せの絶頂期に、シャガールは、
たくさんの愛の賛歌を描いています。
シャガール一家が再び、パリにまい戻れたのは1923年。
そのパリの地で、シャガールの才能は華麗に開花しました。 
  
     「芸術においても人生においても、
      基本に愛があればどんな事も可能なのです。」

   愛の画家、シャガールの絵は、わたしたちに語りかけています。

         絶えず、愛のヒューマンを!‥

   人としてのまことの幸せは、たった一枚の絵の中にも、

      こうしてはっきりと見出せるのだから‥と‥



  アートポスター・シャガール・LOVERS
アートポスター・シャガール・ LOVERS

四つ葉四つ葉四つ葉四つ葉






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Last updated  2007.04.23 12:04:29
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