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シャガールとベラの夫婦愛! 楽しみにして下さっているお友達に、 遅ればせながら‥ パリで、ようやく画家として一人立ちできそうになった シャガールは、故郷のロシアへの帰国に急ぎます。 何故なら、故郷のロシアで、何年も、シャガールを ひたすら待ち続けている人がいたからです。 その人こそ、 美しき、ベラ・ローゼンフェルド! 遡ること、シャガールがパリに行く1年前、 お互いに、友人仲間でありなか゛ら、純真で話さえできずにいた二人。 ベラの快活さと美しさに、心深く惹かれていたシャガールは、 ある日、勇気をふりしぼって、ベラに話しかけます。 シャガール22歳。ベラ15歳。 自分に向けられる、真摯なシャガールの恋心を、 さきにキヤッチしたのは、 おおらかで、快活な性格のベラの方でした。 ベラは、のちにこう語っています。 シャガールは、 まるで、過ぎ行く雲をつかもうとしているようだった‥ 私はこの人の雲の方へと漂い、共に向かってゆくのだと! かたや、シャガールは、 「私は、私といなければならないのは、彼女であると確信した。 彼女こそ私の妻となる女性だ!」 画家を目指し、 パリに行ったシャガールを支えていたのは、 ベラへの熱い恋心でした。 1915年夏。 二人は7年越しの恋を実らせ、故郷ヴィテブスクで結ばれました。 シャガール28歳、ベラ21歳。 長女も生まれ、シャガールは家族3人で 第二の故郷パリに戻るつもりでした。 しかし、そこで突然、ロシア革命の嵐が巻き起こったのです。 第一次世界大戦の最中、1917年に起こったロシア革命。 激動の祖国。 シャガールはパリに帰る機会を奪われました。 けれど、故郷でのシャガールは幸せそのものでした。 愛する、美しく快活なベラ‥ ベラは、シャガールにとって妻だけでなく、 まぎれもない、美しいモデルであり、 素晴らしい発想を与えてくれる女神でした。 激動の時代の中でも、娘を抱き上げ、 愛するベラがいつもそばにいる!シャガールの夢のような生活。 その幸せの絶頂期に、シャガールは、 たくさんの愛の賛歌を描いています。 シャガール一家が再び、パリにまい戻れたのは1923年。 そのパリの地で、シャガールの才能は華麗に開花しました。 「芸術においても人生においても、 基本に愛があればどんな事も可能なのです。」 愛の画家、シャガールの絵は、わたしたちに語りかけています。 絶えず、愛のヒューマンを!‥ 人としてのまことの幸せは、たった一枚の絵の中にも、 こうしてはっきりと見出せるのだから‥と‥
アートポスター・シャガール・ LOVERS
シャガールで土曜日! 2009.06.26
『日曜日の絵!』 2009.02.22
『雛まつりをアートで』 追記&お知らせ… 2008.03.03
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Jose2812
リヤドロが大好きで、リヤドロミュージアムを創っています。大作の手作りミニチュアドールハウスも☆ イギリス縦断、地中海クルーズ、北欧4カ国の紀行文を、豊富な写真でお届けしています。心豊かな大人のロマンのひとときを、ご一緒に☆
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