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留置場の経験は宇都宮中央警察署と筑西警察署でしかないが、
その管理運営方法は全くと言って良いほど違っていた。 宇都宮の方は開放的だったが、 筑西は徹底した監視体制を敷いていた。 外との接触は手紙かはがき(一日一通のみ)と 面会(一日一回、20分間)だけ。 新聞と昼の1時間のNHKのラジオ放送以外、 外からの情報は一切入ってこない。 おそらく、場長の方針なのだろうが、 被留置者の反省を促すと言う点では筑西方式が良いかも知れない。 筑西にいる間に、何人かの新人刑務官が入ってきたが、 その教育振りも徹底していた。 規律が確立されている分、 違反さえしなければ、居心地は悪くない。 人情味のある刑務官も何人かはいる。 禁酒禁煙の修行道場と思えば、 飯はただだし、 布団もあるし、 寒さもしのげるから、 食いつめ者が窃盗でわざと捕まって入ってこようとするのは 分かる気がする。 一度は経験してみることをお勧めする。(おわり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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